2011年12月09日

炭素棒ハンダ付け電源の組立 

 ハンダ付けのコツは、コテの持ち方にあるということはずいぶん以前に書いた。ここでもそれを強調しておきたい。
炭素棒ハンダ付けの設置場所 肘を付ける場所を確保されると良い。再掲したこの図でも、それを強調している。ブラス板を少し奥に取り付けると、肘のスペイスができる。そんなスペイスがないときには、右利きの場合、作業台の左手前の端に付けると、右肘をその脇に置ける。この肘を付ける方法はプロの方法で、長時間でも肩が凝らない。また力が入るので、ハンダを確実に行き渡らせることができる。チョイ付けしてあとでポロリ、では悲しい。この方法なら、全面にハンダが廻り、側面からきらりと光るような付け方が簡単にできる。

 これを実現するにはハンダの量の微妙なコントロールが必要である。なるべく細い糸ハンダか、ハンダの散弾を用意する必要がある。ヤニの入っていない細い糸ハンダは入手しにくい。筆者はアメリカ製の0.8 mm 径を使っているが、ハンダは重いので、取り寄せると送料ばかりかさんでしまうだろう。
 鉛の散弾を作る要領で、ハンダの散弾を容易に作れる。量の目安が簡単に分かるように、この小さな粒を並べておき、加熱するのだ。
 大きなタライに水を張り、その上で紅茶の茶漉しに、融かしたハンダを注ぐ。熱いので気をつけなければならないが、茶漉しを振る速度で大きさが決まる。網が余り細かいと、うまくいかない。場合によっては網に適当な方法で穴を開けておくことも必要だろう。網から水面まで落ちる時間内に、ハンダが表面張力で丸くなるから、あまり水面が近くても良くない。25〜30 cm くらいの距離が適当である。
 この作業を家の中でやると、飛び散って床や家具に被害を与える可能性が高い。庭先でやるのが無難である。ハンダを注ぐ人と網を振る人が別人だとうまくいかない。一人でやるべきだろう。筆者は鉄瓶の古いものでハンダを融かし、注ぎ入れる。アルミのヤカンでもよほど強く加熱しなければ融ける心配はないが、中をよく見てハンダが融けるのを確認して、火を弱めた方が良い。アルミニウムの融点は650 ℃以上で、融かす温度は200 ℃ほどだから十分余裕があるはずだ。

 ブラスの敷板を半数以上の方が発注された。たくさんあったはずの 2 mm厚の板が一挙に無くなってしまった。お送りするものはどれも微妙に寸法が違う。板取りの関係で同じにはできなかった。2.6 mm厚、3.0 mm厚ならまだ多少はあるが、切るのが結構大変である。大型のジグソウで切っている。一部は丸鋸でも切ったが、喰い込み易くて、危ない。
 切り方は多少雑で、完全な直線ではないかもしれない。当然、直角が出ているかは怪しい。各自仕上げて戴きたい。

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