2011年12月01日

炭素棒ハンダ付け電源の組立 

GOW_3067 出力電圧は一次線タップ切替で変化させる。入力100Vのタップが最低出力になる。
 90Vのタップにすると、入力に111Vをつないだことになり、抵抗負荷であるから出力は、
1.11×1.11=1.23倍になる。
また、82Vでは 一次線に122Vを掛けたのと同じで、
1.22×1.22=1.49倍になる。すなわち、出力は、大体4:5:6となる。

 過去に電圧を色々と変えて実験をした。使いやすい電圧を調べた結果、この電圧設定とした。ワークの大きさや炭素棒の太さにもよるので、試して戴いて、最良の動作点を求められたい。
 しかし実のところは、電圧よりも足踏みスウィッチの踏み加減で決まるところが大きい

 パネル上で一番左がOFF、次いでトランスの100 V タップ、90 V タップ、82 V タップへと順次接続する。このロータリィ・スウィッチは電流容量は大きくないが、一次側なので問題ない。接点を押し開くように回転子が動く、セルフ・クリーニング型を用いたので、多少の埃があっても大丈夫である。
 パネルには、これの取り付け用の穴が二つ必要である。一つは廻り止めである。その付属の金具を差し込むためには 3 mm の穴が必要である。この写真では、説明のため、仮に印をつけて示している。実際にはもう少し、奇麗に仕上げる予定である。表示は0,1,2,3とすると良いだろう。
 
 つまみは廻しやすい大型にした。歳をとると、小さいつまみでは廻しにくいことに気が付いたからだ。このつまみは高価な品である。このような部品は見かけが大切らしく、キズが付かないように包装してきた。一つずつ接触しないように特別な包装だった。
 このつまみを固定するには 2.0mm の六角レンチが必要である。

 出力ターミナルは大きい 30 A 用の端子を用意した。これが意外と高価で驚いた。裏に薄い板でできたラグ板があるが、電流を考えるととても厚みが足らない。1 mm のブラス板を張り重ねた。電線との接続部分を厚くすることが大切である。二次回路は電流が大きいので、全ての回路で電流の隘路が無くなるようにせねばならない
 接触抵抗は意外と大きいものである。例えば、ワニ口クリップは接触面積が少ないので、使うのは避けたい。どうしても使うのであれば、複数を並列で使いたい。

 トランスの二次線とこのターミナルを結ぶ線は太いほうがよい。筆者は転がっていた太い撚り線を用いた。支給する青い電線を3本まとめて使うという手もある。末端を撚り合わせて、完全にハンダ付けする。こういう方法はプロはやらない。何かの間違いで1本でも断線すると、他が過負荷になり、事故を誘発するからだ。それを承知の上で採用されたい。
 あるいは被覆を剥き、中身を取り出して3本分撚り合わせ、末端を 1 mm のブラスで作ったラグにハンダ付けしたのち、全体を熱収縮チューブで被覆すれば完璧である。

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