2011年11月23日

続々 Canstock Car

 筆者は長年このCanstock Carの資料を探していた。外観の写真や、キットから作られた模型はたまに見ることがあっても、鉄道会社の発表している資料に行きつくことができなかった。

 ところがこのブログに鋭いご意見を戴くnortherns484氏から、例によって思わぬ贈り物を戴いた。それがこのリンクである。B&OのHistorical Societyの発行する資料をPDF化したものを見る事ができるのだ。インタネットのありがたいところである。
 一応は筆者も検索して探してはあるのだが、なかなか見つからない。ところがnortherns484氏は必ず見つけ出してしまう。これは何かのノウハウがあるのだろうか。
 
 このSentinelという言葉は軍隊用語で番兵とか歩哨という意味であり、B&Oが荷主に対して提供した貨車運用情報プログラムのことである。
 B&Oはアメリカで一番古い鉄道会社である。

 さてこの資料の13ページから10ページに亘って詳しい解説がある。歴史的背景を含め、この機種が開発された必然性まで書いてある。
 Canstock の大きさの見積もりは少々大き過ぎたようだ。9600ポンドということは約4.3トンである。パレットに載っていてスティールバンドで留めてある。積み込みの手順を工夫して今までよりたくさん詰めて、しかも省力化できるわけで、開発者は鼻高々だったであろう。
 この解説の中で筆者の興味を引いたのは、妻が開くタイプの有蓋車がこの種の輸送に使われていたことだ。確かに、妻から入れればたくさん入るが荷役の手間は大きい。1台ずつ専用のプラットフォームに押し込んでから積まねばならないからだ。

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コメント一覧

1. Posted by northerns484   2011年11月23日 20:21
> このブログに鋭いご意見を戴くnortherns484氏から
滅相もございません。

> northerns484氏は必ず見つけ出してしまう。
> これは何かのノウハウがあるのだろうか。
特段変わった検索をしているつもりはないのですが、強いて言うと、検索したい「もの」ではなく「特徴的な状態」を思い浮かべ、それに表現するにふさわしい英語のキーワードを選ぶ、という点に留意しています。それと、特徴的なもの以外は、なるべく簡単な単語や言い回しをキーワードとして選ぶようにしています。
この場合だと、特徴的な状態として「Canstock carのドアが片方に寄っている」ということを頭に入れ、まず外せないキーワードとして”canstock”と”door”とを選び、片方に寄っているというのはdda40xさんの記事中の”offset”を選びました。これだけでは足りないと思ったので、そういう「状態」になっている、ということを表す単語として"arrangement"を選んで検索したら、今回は運よくトップページに出てきました。
これで出てこなかったら、同義語(thesaurus)もしくは意味的に同等の単語を探して検索をやり直します。例えば"offset"を”asymmetric”に、”arrangement”を”layout”に、などの置き換えを試みたであろうと思います。このほか、所望のものに近づくのに重要なキーワードが検索結果に含まれている場合があります。よくあるのが人物名とか地名なのですが、それを加えて検索し直すこともあります。
それでも出てこなければ、そもそも最初に思い浮かべた「特徴的な状態」が的確かを考え直すのですが、ここまで来ると時間と根気との問題となりますので、何回か検索しなおして出てこない場合は、その情報はその時点ではインターネットには存在しない、と理解する事にしています。
2. Posted by railtruck   2011年11月24日 08:39
Googleでcanstock carで検索すれば3番目で出てきますが...。
3. Posted by YUUNO   2011年11月24日 10:58
google検索は秒刻みでデータベースが書き換わっていくシステムなので、一度発見したらすぐに自分のHDDに保存しておかないと、二度と見つからないこともよくあります。
逆に、何度検索しても出てこなかったページが、ある日突然検索されることもあります。

現時点でgoogle.co.jpで「canstock car」で検索してみたところ、最初の4件はdda40xさんのこのブログで、貨車のPDF資料は1ページ目には出てきませんでした。
そこでGoogleの設定を「ウェブ全体から検索」に切り替えると件のPDFが6番目に出てきました。

一方、google.comで同じワードで検索すると3番目に出ました。

ここでgoogleの提示したリンクを多数の人がクリックしてPDFを閲覧すると、検索結果の順位は次第に上がってゆきますので、「何ページ目の何番目にありました」という報告だけでは再発見できないこともあり得るわけです。
4. Posted by dda40x   2011年11月24日 22:54
仰る通りで、少なくとも前回の掲載(2008年12月)の時点ではCanstock Carで出てきたのはE-bayのオークションで出た履歴くらいでした。
今回northerns484様の御指摘で、何人かが繰り返し見たので順位が大幅に上がったのでしょう。
その埋もれている状態の物を発掘する技術というのは大したものです。
5. Posted by northerns484   2011年11月26日 11:41
YUUNOさんが書かれているように、Googleの検索はリアルタイムで結果が変わるということに加え、いつの時点で検索するか、というのも重要になると思います。今回のCanstock carは、製品が発売された後で、そもそも検索して見つかりやすい状態にあり、私が見つけられたのは単なる幸運だったのでしょう。
ですので、一回一回の検索を工夫することに加え、自分の調べたいテーマは頭の隅に入れておいて、長いスパンで折々に検索する、ということが重要と思います。
アメリカ型に興味を持ったのはインターネットなど無かった時代でしたが、図面のありかを聞いてみると「どこそこに保存されているよ」ということを教えてもらい、びっくりしたことがあります。今そのような情報がどんどんインターネット上のコンテンツに追加されていっている状況にあり、今後今以上に有用な情報が検索・利用できるようになるものと期待しています。

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