2011年11月21日

続 Canstock Car

 栗生氏の御許可を得て、引用させて戴く。

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 我々が思い及ばない点はたぶん、バルクヘッド、仕切り壁の強度の問題だろうと思います。このモデルメーカーの別の写真に、ドア面に「4DF-B」の表示がありますから、 これはエバンズ社のDF-Bを、4つ使っているはずです。
 この「4つ」という点が重要で、ボックスカーの真ん中には、コイルを積まないのですね。

 フォークリフトは、ドアのところで向きを変える必要があります。そのために、ドアの開口寸法を12フィート6インチ( 381 cm )と大きくとりました。そして、積み下ろしのときは、両側のドアを共に開けます。
フォークリフトのターンのために、このスペースが必要です。一部の写真で、"OPEN BOTH DOORS BEFORE LOADING"との表示が読み取れますね。

 そして、最後の7つ目と、8つ目のコイルは、ドアの位置に置きます。フォークリフトで、サイドから積み下ろしするのです。 これらのためのバルクヘッドは、たぶん、ドア開口部の位置に来ます。そのツッパリ部(固定部)は、両側のドア自体ではなくて、床と天井、あるいは鴨居だと思います。

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GOW_3050 明快なご解説で、これを読んで非常にすっきりした。DFは荷崩れ防止用のディヴァイスで、天井というよりも、この解説にあるように鴨居にあるレイルと床に固定されるはずだ。これはレイルにぶら下って滑って行き、所定の場所でロックする。(この写真はCar and Locomotive Cyclopedia 1974年版である。)
 それにしてもこの貨車の積載量は70トン超であるから、そのコイル一つはかなり重いものであろうと思われる。軟鋼板であれば、この説明図から割り出した大きさで、幅2 ft(61 cm)のコイルなら、1つ7トンくらいになる。それが移動するのを防ぐDFの強度はさぞかし大きいのではないかと思う。また、それを積み込むフォークリフトもかなり大きなものだろう。(このコイルは4.3トンであることが後日判明した。)

 この貨車の連結器には、油圧ダンパが付いていて連結時の衝撃を吸収するようになっている。それでもかなりのショックがあるだろうから、DFの強度はかなりのものだ。

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