2011年11月11日

続々々 FEF1

GOW_2921GOW_2922 テンダのドロー・バァのピンが、非常に薄くて弱いロストワックス部品に付き、それがテンダの妻板にハンダ付けしてあるという信じがたい構成である。すでに力が掛かってハンダが外れ、かろうじて端を留めているネジで引っ掛かっていた。本来なら、端梁は床板の一部である。鋳鋼で一体に成形されているからだ。この模型では端梁が上回りについている。押されたときにハンダがはがれるのは当然である。力が床板に伝わる前に端梁のハンダが外れる方向に力が掛かるという間抜けな設計であった。

 4mm厚板から削り出して床板を延長して強度を出す。この部分と、薄いロストワックス鋳物の内側が接触(メタル・タッチ)するようにヤスって調整する。そうしないと衝突時にバッファが押されて凹む可能性があるからだ。ピンを挽き出してネジ込んだので、これで大丈夫だ。力は床板に伝わり、上回りは無関係になった。
 床板は0.8mm厚しかないが、折ってチャンネルにしているので、かなり丈夫である。軽衝突時にこの厚板の周りがひずんでしまうのを防ぐために、床板の裏側には1mmの板を大きく切って貼った。力を分散させるためだ。

 衝突は色々な場面で起こりうる。たとえば、列車を連結しようと後退している時、速度が速いとうっかり衝突することはある。相手の質量が大きいので、Static Barrier(固定された障壁)とぶつかるのと同じだ。
 対策としては、連結器の取り付けネジを弱い材料にするのと、ドロー・バァ・ピンをあまり強い材料で作らないことぐらいしかない。筆者の鉄道では全て自分で挽き出したブラスのピンである。適当な強度があり、なおかつ非常時には曲がり、最終的には破断する。
 要するに連結部分が壊れて、テンダ本体、機関車に被害を及ぼさないことが必要であるということだ。 

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