2011年10月14日

Golden Gate Depot の客車

2617 ここ数年よく売れている客車メーカでSunset Modelsの系統である。この製品が出てくるまで、客車はWalthers のキットを組み立てるか、ブラス製のかなり高価なモデルしかなかった。
 実売価格100ドル強で塗装済、室内付、人形付、照明付きであるから、よく売れるわけだ。筆者も10台以上入手して、レイアウト上を走行させている。この写真は先日の関西合運の会場で撮ったものである。(先頭の2輌はWalthersのキットである。)

 コスト・パフォーマンスはかなり良い。但し、下回りの設計は余りにも稚拙である。1台だけ線路上にあるならとても良い。しかし編成を走らせると不満が噴出する。
 
 まず、連結器の取り付け位置がおかしい。しかも客車のくせに遊間の大きなKadeeが標準仕様となっている。これでは発車するときに、ガチャガチャ言う。これだけは絶対に許せない。旅客列車は静かに発車するものだ。
 拙いことに、連結器がVestibule(昇降台)に取り付けられている。そのヴェスティビュールは細いねじで車体に付けられているので、発車の衝撃で抜けそうになる。実際に抜けてしまって、列車が置いて行かれたこともあった。ここに遊間の小さいMonarchを長いシャンクのまま、床板の鉄板に直接取り付けたい。連結器が左右に動くゲートも本物のように取り付けたい。

2625 採寸してカプラ・マウントを作った。たくさん要るのでロストワックス鋳造で作ることにした。応力を分散するような形にし、取り付け面の面積を大きくして剪断力で受けるようにした。床面への取り付けは、もちろん Super Xである。十二分な強度がある。
 客車の構造は二種類あって、ゲートの方は台座が厚いものも作った。1mmの板に2.6と0.6の板を重ねて貼り、フライスで段を削った。これは大して力がかかるものでもないから、明らかに過剰品質である。ハンダ付けは焙り付けである。

 カプラ・マウントは銀ハンダを使って強度を確保する。連結時の衝撃で壊れるのは避けたいからだ。底板の1mmの板に穴が空いているのは、内部を洗うためだ。鋳物の形が崩れるのを防ぐために、肉抜きの穴を作った。その部分にフラックスが溜まると洗うことができないから、このような穴を介して洗うのだ。

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