2011年08月02日

35mmゲージレイアウト

1304 伊藤英男氏から、レイアウトの本線が開通したので見に来てくださいという連絡が入ったのは2年前であった。複線の予定の半分だけだが列車の運転ができるようになったのだ。
 
 作業場は50坪ほどある。はじめは20坪ほどだったのだが、盛業中どんどん広くして、その後は物置になっていた。それを片づけて線路を敷き始めたのだ。
 レイルは伸銅所に頼んで作ったものだ。道床は何とブラス製である。全て糸鋸で切ったもので、「余った板ですから、使ってしまおうと思いまして…」ということである。空洞であるから響きそうだと思ったが、要点が押さえてあり、しかもバラストがあるので静かである。この写真はバラストの無い部分を特に写したものである。

1312 あちこちにブラスの板、角材、丸棒がある。また、ダライ粉が一斗缶に何杯かあった。このレイアウトを作図するのに使ったコンパスを見て驚いた。50 mm × 5 mm の平角板を延長して半径4mの円を描いている。途中がたわむので、中間に支えの台車が付いている。

伊藤氏の作業場は、僅かに片方の土台が沈下してしまったそうだ。すると、一周70m強のエンドレスの1/4が登りで1/4が下りになってしまった。勾配は15パーミルほどである。
 これは運転の妙味を倍加させている。上り坂で力行し、下りではノッチオフする。伊藤氏は、運転方向が一定だからと、下りの部分の電気配線を外してしまった。すなわちエンドレス全長の1/3ほどは無電区間である。その区間は惰力と位置エネルギィだけで走る。それを過ぎると力行するのだが、電気機関車の場合は、本物のように唸りを上げて加速していく。「安いモータを使ったのでしょうがないです。」と仰るが、実感があり、とても素晴らしい。

 立体交差も計画中で、何本かの鉄橋を作られる予定である。橋の実物図面も用意してあり、リベットだらけのすごい橋であった。
 車両は例によって超精密なものばかりである。全て実物の1/30に作られている。床下機器はもちろんのことブレーキ装置まで実物と同様に作動する。

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Recent TrackBacks
Categories
  • ライブドアブログ