2011年07月15日

続 Carbon Rod Soldering on Conductive Surface

PAZA 塩化亜鉛の煙霧が出るので、これが拡散すると周りの金属が錆びる。筆者は簡単な空気清浄機の前で行う。このタイプの旧型を中古で安く買ったのであるが、薄型で作業台の上に置くには適する。向こう側の足に小さなクサビを挟んで、全体を僅かに手前に傾けてある。こうすると煙霧を完璧に吸い取らせることができる。発生した煙霧は100%活性炭フィルタに吸着されるが、分子量の小さい一酸化炭素は吸着されない。ハンダ付けの電源を入れると連動して弱運転するようにした。ハンダ付け作業中は強運転する。

 一酸化炭素は800℃を超えると発生する。800℃はたばこの火が、息を吸い込んだ時オレンジ色になる瞬間の温度である。あのオレンジ色を覚えておき、それが再現されないように電圧、通電時間の制御をする。足踏みスウィッチを細かく踏み、炭素棒が僅かに赤くなるようにコントロールするのである。これは、やってみれば直ぐにコツを習得できるであろう。

DSC_1650 もうひとつ、筆者の作業台の上にあるものを紹介しよう。それはブラスのかなり大きなブロックである。これは車体などの中空な物のハンダ付けなどに用いる。 中が空であると、炭素棒で押さえると凹んだりして、力が入らない。また導通も良くない。アース板からの導通を確保し、力を伝えるものであれば何でも良い。筆者は各種の丸棒、六角棒、角棒を切ったものを用意している。それを隙間に軽く押し込めば良いのだ。これらは廃品回収業者で手に入れたものである。
 この写真では炭素棒がチビているように見えるが、これは押さえるタイプのものだ。炭素棒は用途に合わせて複数用意している。


DSC_1654 意外と便利なのが、六角棒を削いで五角にしたものである。安定がよく、付ける物の支えとして具合がよい。この角の部分を、付ける部品の裏にあてがい、表面から炭素棒を当てると、実にうまく付く。この種の支えは他にもあるが、似たり寄ったりであるから紹介するのは控える。

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