2011年06月05日

Rochelle の Railroad Diamond

0794 Rochelleはまっ平らなところである。ホテルの裏を見ると、はるかかなたまで畑になっている。たぶんトウモロコシであろう。この町は馬車の時代からの宿場であり、現在も同じ位置を占めている。



800px-Rochelle,_IL_Rail_Road_Park_0503920395 






 この町には車輌工場があった。筆者はあまり詳しくないが、 Whitcombと言えば夢中になる人も多いだろう。1911年から1952年までこの地で機関車を生産した。1940年ころには、Boldwinに買い取られている。産業用の機関車の生産ではかなりのシェアを占めている。故内野日出男氏の作品にもあり、それはMainline Modeler の Handman氏のところにある。2002年に、それを贈呈する場面に立ち会った。たぶん、 この形の機関車である。蒸気機関車と同様の配置で、煙突と丸い砂箱が付いている。写真の整理が悪くてその場面を写したネガが見つからない。

Rochelle 平面クロスのことをダイヤモンドと言う。ここは複線なのでダイヤモンドがたくさんできる。4つではない。この場所は有名な場所らしく、鉄道公園と言うことになっていて、お立ち台まで作られているし、売店もある。駐車場も30台分くらいある。northerns484氏の記事にもあるように、自己責任で撮影するように書いてある。この点は日本と違い、はっきりしていてよい。子供が事故にあってもそれは親の責任である。
 この写真はWikipediaからお借りしているが、版権の問題はクリアしている。

0799 近くに大きなインタ・モーダルの基地がある。列車の頻度はすこぶる高く、次から次へと列車が来る。Train Watchingには非常に適する場所だ。平坦地なので長い列車の割には機関車が少ないのは面白くない。ローラベアリングのおかげでこんなに長い列車が牽けるのだ。連結器が切れるといけないので、後部にも機関車を付けている。このリンク先には岡田清氏の記事がたくさんあって、アメリカの交通史の概略を知るには良い材料である。その記事中、「ピギーバックの意味は豚の背中」と書いてあるのは間違いで、単に「おんぶ」を意味する。これは日本の色々な文献でよく見る典型的な間違いである。その他、細かい間違いが散見されるが経済学の教科書であるから問題ない。

 クロス部分の保線は相変わらず良くなく、通過時に枕木が沈み、泥水を噴き上げる。早急に手当てしないと大変なことになるのではないかと心配する。砂利が山になっていたので、保線工事が始まるのだろう。

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コメント一覧

1. Posted by arx   2011年06月06日 11:33
ご存じかもしれませんが、ここのwebcamがTrains誌のweb pageにあります。

http://trn.trains.com/en/Interactive/Web%20Cams/Rochelle.aspx

わたしは、この映像でしかここを見たことがなかったので、市街近郊の工場裏のようなところだと勝手にイメージしていました・・・

のどかなところなんですね
2. Posted by dda40x   2011年06月07日 06:33
確かにこの動画を見る限り、おっしゃるような感じですが、その外は全く平らな畑です。
この町は馬車による大陸横断の時代の宿場であり、南北へも通じる街道があります。
いくつか工場もあるようですが、単なる田舎です。
3. Posted by とやま   2011年06月10日 06:46
私もWhitcombに詳しいわけではありません。ナローや小型機関車のイメージが強いメーカですが、末期には44ton,65ton,80tonなど他社並みの機関車の製作があったようです。

Rochelle、Illに、日本車両が自社工場を建設中です。
http://www.n-sharyo.co.jp/business/tetsudo/topics/tp101021.html
時代や形状は異なりますが、車両メーカに縁がある町ということになります。
4. Posted by dda40x   2011年06月10日 22:09
とやま様
 興味深い情報をお知らせ戴きありがとうございます。Whitcombの工場とは違う場所に作る予定なのですね。

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