2011年06月01日
Union Pacific Railroad博物館

カウンスル・ブラフスの町にはUPの博物館が引っ越していた。昔はオマハのUP本社の地下にあった。今でもその番地を覚えている。1416 Dodge Streetである。今その場所はUPの新本社が建っている。
1988年に訪ねた時は手紙で予約してから行った。O Scaleのレイアウトがあったので、そこで筆者のDDA40Xを走らせるためだ。
90年代後半に訪ねた時は、すでに博物館は撤去されていた。守衛が怪訝な顔をして「もう無くなったよ。」と言った。 数年前に、旧カウンスル・ブラフス市庁舎に引っ越して新たにUP博物館として再スタートを切った。




倉庫を覗くとテンダがゴロゴロあった。「テンダも並べると鉄道ファンは喜ぶのですよ。」と言うと、「スペースの問題もあるし、…」と言うが、スペースはいくらでもある。ショウ・ケースの設計をした人が、機関車だけでよいと判断したことは明白である。図書室も見せてもらったが、会社から来た資料以外の書籍は筆者の蔵書とさほど変わらないように感じた。

帰り際に寄付をしようと思ったが、売店で物を買っても寄付と同じく利益が発生するので、本を買うことにした。
この博物館はまだ発展の余地がありそうだ。やはり動く鉄道模型がないと鉄道博物館とは言えないように感じた。