2011年06月01日

Union Pacific Railroad博物館

0784 カウンスル・ブラフスの旧市街である。百年前の風情が残っている。アイオワ州は最近賭博を合法化している。郊外にはカジノがあるのだ。アイオワ州の財政はそこまで追い詰められていた。

 カウンスル・ブラフスの町にはUPの博物館が引っ越していた。昔はオマハのUP本社の地下にあった。今でもその番地を覚えている。1416 Dodge Streetである。今その場所はUPの新本社が建っている。
 1988年に訪ねた時は手紙で予約してから行った。O Scaleのレイアウトがあったので、そこで筆者のDDA40Xを走らせるためだ。
 90年代後半に訪ねた時は、すでに博物館は撤去されていた。守衛が怪訝な顔をして「もう無くなったよ。」と言った。 数年前に、旧カウンスル・ブラフス市庁舎に引っ越して新たにUP博物館として再スタートを切った。

0769 今度の博物館は歴史に重きを置いていて、Oスケールのレイアウトはない。入ると入場者よりヴォランティーアの案内員がたくさん居て、あれこれと説明してくれるが、当方のほうがよほど詳しく、間違いを指摘することさえあった。


07550753 この博物館ではリンカーン大統領についての展示が意外に多かった。彼が大陸横断鉄道の建設を進めたからだ。展示してあるものは鉄道建設に必要な測量器具などが多く、いわゆる鉄道ファンが喜んで見るようなものは少ない。旅客列車の内部を再現してあったりするが、その細密度、正確さはやや劣るように感じた。

0778 Oスケールの模型もあるが機関車だけでテンダはない。これはいかにもアメリカ的である。機関車に価値を認めるがテンダは単なる水タンクくらいにしか思っていない。この件については以前述べた。
 倉庫を覗くとテンダがゴロゴロあった。「テンダも並べると鉄道ファンは喜ぶのですよ。」と言うと、「スペースの問題もあるし、…」と言うが、スペースはいくらでもある。ショウ・ケースの設計をした人が、機関車だけでよいと判断したことは明白である。図書室も見せてもらったが、会社から来た資料以外の書籍は筆者の蔵書とさほど変わらないように感じた。

0780 この道具はレイル端にボルト穴を開けるためのハンドドリルである。これは初めて見た。

 帰り際に寄付をしようと思ったが、売店で物を買っても寄付と同じく利益が発生するので、本を買うことにした。

 この博物館はまだ発展の余地がありそうだ。やはり動く鉄道模型がないと鉄道博物館とは言えないように感じた。

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