2011年05月18日

Proctor のM3

DM&IR M3 Duluth方面からProctorに向かう途中、左手に突然この機関車は現れる。近所ではだれでも知っている有名な場所らしい。しかしここにあることを筆者は知らなかった。
 シカゴの友人が「Duluth に行ったら、ちゃんと3台見て来いよ。全部見なければ意味がない。」とアドヴァイスしてくれ、Google Earth で確認していった。「プロクタの機関車が一番写真を撮りやすいから、これを最優先で行け。」とも言ってくれた。
 
 高校の時読んだ徒然草に 、「仁和寺にある法師」という話があった。だから、どんなことでも地元の人の意見は聞いておくべきだ、と思ったのである。今回は彼の意見を100%受け容れて、その通りにした。ただし見た順は逆になった。

0585 ドゥルースの博物館のライヴスティームを見て気になるところがいくつかあったので、写真を撮り、ここで照らし合わせてみた。作者はこの機関車を完璧に縮小したことが分かった。何もかも実物通りになっていた。このような目的には現代のディジタルカメラは役に立つ。LCD画面に映し出して拡大すればよいのだ。この写真の煙室脇に4つ付いた斜めにたくさんの線が入った箱状のものがある。これはコンプレッサから排出された高温の空気を空気溜に送る前に冷やすためのもので、いわゆるアフタ・クーラである。近代機には蛇のようにうねった管ではなく、このようなものが付けられるようになった。これは鋳物製で表面積を大きく作ってある。現物を見るのは初めてだ。例の模型も全く同じ形に作ってあった。
 また、ラニングボードも少々変わったスノコ状になっているが、それもきちんと作られていた。

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 本当に大きな機関車である。動輪径は63インチ(1600 mm )で重量貨物用である。大きな引張力を必要とする低速使用が目的である。Big Boyのように本線上を高速で走ることができる機関車ではない。
 例のアスベスト騒ぎでボイラ・ジャケットが無くなってしまったのは寂しいが配管の様子はよくわかる。

 厳冬期、すべてが凍りつく期間だけ、Denver Rio Grande & Western 鉄道が借り受けていたことがある。3000mの峠越えの機関車としてである。粘着力が大きくその威力を遺憾なく発揮したそうである。 

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