2011年05月06日

Ore Docks

Two Harbors05290525 このOre Dock なるものの写真はよく見るし構造も理解している。しかし現物を見ると、凄い!の一語に尽きる。長さは1300ftである。それはデッキの部分だけの長さを表す。
とにかく大きい。航空母艦より長さも高さも大きい。貨車は24ft程度の短いものを用いているから50台くらいは載る。長い貨物列車を切り離してその程度の長さにしてドックに移動する。ドックの設置場所は地形を選んであって、仕事量が少なくなるように設計されている。
 貨車の底板を外して鉱石を落とし込む。鉱石を受ける部分はHopper と呼ばれる。それにある程度貯めておいて、船を横付にする。そしてシュートを下げて鉱石を積む。合理的な方法として過去100年以上採用されてきた方法だ。これも昔は木造だったそうだ。
 写真を撮っていたら鹿が居た。近寄ると逃げるが、人を恐れるようでもない。

Duluth Harbor 中学校で習ったメサビ鉄山の話を思い出す。ダルースから船で運ぶとあったが、このあたりには、オアドックがたくさんある。Duluthの他にこのTwo Harborsも大きな積み出し港である。ダルースという音は間違いである。地元で聞いてみるとドゥルースである。
 ドゥルースの郊外にはもう鉄道では押し上げていないオアドックがいくつかある。このごろはベルトコンベアを使っている。

0477 これはその郊外にあるものである。もう使っていないのかもしれない。木造のように見える。



0479 この船はその近くに停泊して内部の修理をしていた。いわゆるLakerである。巨大な船だ。7万トンクラスである。かなり古いが塩水ではないので船は長持ちする。また、大嵐に見舞われることもないので、船自体の強度は小さくてよく、長寿命となる。これは穀物運搬船のようだ。長さは1000ft(300m)である。



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