2011年04月04日

続々 またまたFeather River Route

縮小IMG_3646 前回はこのあたりから様子をうかがって諦めたが、今回はループ線の中に入り込むことに成功した。冬で草が茂っていなかったので、道を見つけ出しやすかった。



 ループは直径があまり大きくない。せいぜい350mくらいだ。勾配も小さいから一巡りでの高低差も大きくない。トンネルをまたぐときの高低差は10m弱程度だ。つまり、勾配は1%ほどである。この鉄道はSPとの競合で低標高、緩勾配にこだわったのだ。
 トンネルのポータルのコンクリートはかなり風化している。余り強度がありそうには見えない。
縮小IMG_3654縮小IMG_3656 待つことしばし、先ほど追い抜いてきた貨物列車がやってきた。機関士の顔が見える。「またあいつだ。」という顔をしている。手を振るとホーンを鳴らしてくれる。115輌の貨物列車だ。下りであるからダイナミックブレーキのうなりしか聞こえない。それと車輪の不整音は凄まじい。

縮小IMG_3658縮小IMG_3660 この場所は旧街道を歩いて下り、トンネル方面に行ったところである。道路用のトンネルもあり、ループ内に入れる。雪がたくさん積もっていたが、轍も残っている。保線用の車が通った跡であろう。

 念願のループ内に到達して周りを眺めるが、線路は1/2周しか見えない。これが全周見えれば面白いだろう。列車は一めぐり以上あるので、同時に上下の線路を走る。不思議な感覚だ。

縮小IMG_3651 これがGPSによるループ線の表示である。ちょうど画面の70というところあたりを歩けばこの場所に出られるのだ。
 

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