2010年10月03日

Track Cleaning Car

 答はTrack Cleaning Car である。

IMG_2665 Centerline Products という会社がTrack Cleaning Carを売り出している。使っているのを見たが、ローラが軽すぎると感じた。また全体がダイキャストで、ある程度の重さがあるのだが、もっと重い方がよいと思った。

 先回テキサスに行ったとき、その話が出ていた。特許ではないのだから、仲間内で作る分には問題はなかろうということになった。Jimが木型を作り、デニスが鋳造した。これは、はるかに重い。全体で1kgである。ローラだけでも250gある。これは筆者が旋盤で挽いて作った。台車は、連結器が付いたものがジャンク箱にあったのでそれを付けた。ジムは木彫りの名人であることは御承知と思う。

truck cleaning car roller ローラはソリッドのブラスの棒だが、一説によると、中空にして内部に堰を作り、鉛の散弾を半分くらい入れると良いという。これはゴロゴロと転がるのではなく、ドタドタと引きずられるのが良いということだ。多少の摩擦が生じて、レイルを擦る様になるらしい。それならばと、ローラを斜めにして、いつも横方向のずれを作るようにしようと考えている。次回までに原型を作ることにした。その角度は、試作してみないと決められないであろう。

 ペーパタオルを巻き付けて、リモネンを垂らし、レイアウトを2周ほど走る。ぺーパタオルは真黒になる。新しいのを再度巻き付けて何回か繰り返すと、汚れが付かなくなってくる。
 貨車を外して見ると、車輪がきれいになっている。要するに、レイルの表面がリモネンで濡れると、それが車輪にも付き、汚れが浮きあがる。それが再度レイルに付いて拭き取られるということを繰り返している。

 考えてみれば、レイルの清掃など、レイアウト建設以来、あまりしたことがなかったが、ポイントのフログ付近の黒い汚れも、たちまち無くなった。
 運転前には、これを牽いて2周するのが習慣になった。

 リモネンの消費が増えたので、500g入りの大きな瓶を買った。4000円くらいであった。おそらく2,3年は使えるのではないかと思う。試薬なので純度が高く、残り香が無い。不純物が入っていると、揮発分が乾いた後、妙な臭い(高沸点の不純物の臭い)がする。

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