2010年09月27日
再度ロストワックス鋳造
今回のテキサス行きの目的は、前回やり残したABSプラスティックのボディ・シェルをブラスに置き換えることであった。
このエンジンフッドは AtlasのSDP35 である。実は何年か前に、CLWのSD35を友人から売り付けられている。それは初期のものでエンジンフッドの出来が良くない。
UPにはSDP35が何台か居た。写真は撮っていないが見たことがある。それを作ることにした。資料を集めたが、その程度の資料ではエンジン・フッドをすべて自作してもあまりよいものが出来るとは思えなかった。
ちょうどうまい具合にATLASが新製品を出し、それを見るチャンスがあった。そこそこの出来であったがブラスではない。機関車は全てブラス製というポリシィから外れるので、パーツとしてボディシェルだけを買った。ところがそれはABS製であった。DennisはABSをうまく焼く自信がないと言って前回はあきらめた。今回、「新しいインヴェストメント(埋没材)を手に入れたのでやって見るか?」という誘いがあったのだ。「出来は保証できないが、やって見よう」ということになった。
ABSの流動点はポリスチレンより高い。すなわち、加熱しても融けずに熱膨張するだけの状態が続く。その間に埋没材が割れる可能性がある。また、ABSはアクリロニトリルを含むので焼くとススが残り易い。焼成中に十分酸素を供給して燃やしてしまわねばならない。
埋没材が割れると融けた金属がその隙間に入り込み、Fin(ひれ)状の飛び出しができる。凹んでいるわけではないのだから、修正は可能だが、あまり綺麗には直らないだろう。
とにかくやって見ようということになり、出掛けて行った。
このエンジンフッドは AtlasのSDP35 である。実は何年か前に、CLWのSD35を友人から売り付けられている。それは初期のものでエンジンフッドの出来が良くない。
UPにはSDP35が何台か居た。写真は撮っていないが見たことがある。それを作ることにした。資料を集めたが、その程度の資料ではエンジン・フッドをすべて自作してもあまりよいものが出来るとは思えなかった。
ちょうどうまい具合にATLASが新製品を出し、それを見るチャンスがあった。そこそこの出来であったがブラスではない。機関車は全てブラス製というポリシィから外れるので、パーツとしてボディシェルだけを買った。ところがそれはABS製であった。DennisはABSをうまく焼く自信がないと言って前回はあきらめた。今回、「新しいインヴェストメント(埋没材)を手に入れたのでやって見るか?」という誘いがあったのだ。「出来は保証できないが、やって見よう」ということになった。
ABSの流動点はポリスチレンより高い。すなわち、加熱しても融けずに熱膨張するだけの状態が続く。その間に埋没材が割れる可能性がある。また、ABSはアクリロニトリルを含むので焼くとススが残り易い。焼成中に十分酸素を供給して燃やしてしまわねばならない。
埋没材が割れると融けた金属がその隙間に入り込み、Fin(ひれ)状の飛び出しができる。凹んでいるわけではないのだから、修正は可能だが、あまり綺麗には直らないだろう。
とにかくやって見ようということになり、出掛けて行った。