2010年09月05日

Mike Ross 氏を訪ねて

Mike Ross MikeはいわゆるGated Community に住んでいる。アメリカなどの国では、富裕層はより高い安全性を求めて、高い塀で囲まれた街の中に住む。道は公道ではなく、全て私道となる。どの家も塀を持たず、遠く離れた家と家の間は全て芝生でつながっていて、あたかもゴルフ場の中に住んでいるかのような感じである。実際にゴルフ場、テニスコートも併設されている。不思議なことにプールが見えない。聞けば、どの家もインドア・プールなのだそうだ。
 どの家も大きい。中にはディズニィの動画に出てくるお城のような家もある。床面積は、各戸、最低4000平方フートというから130坪ほどであろうか。
 訪問するときには、事前に警備本部に訪問者の人数と全てのフルネームを申告する必要がある。ゲートでは、車のトランクまで確認する。

 マイクは大きなレイアウトを建設中である。広さは60坪くらいだろうか。設定は1950年の Blue Ridge Mountains である。ブルー・リッジとは米国東部のアパラチアン山脈の一帯を指す。石炭の宝庫であり、Virginian2-6-6-6が長大な石炭列車を牽き山を越える。その時代の再現を狙っている。死ぬまでには完成できないだろうと本人が言うほどであるが、彼は精力的に製作している。
 人を雇うべきなのだろうが、それはしない。友人に助けを求めることはあるようだが、全部人には任せたくないらしい。彼は、筆者のレイアウトの動画、写真は詳細にチェックしていて、進歩の度合を探っている。「飛行機代を払ってやるから、しばらく遊びに来ないか。」ぐらいのことは言うのだが、プロには任せたくないのだ。その理由は、「彼らの作品は、皆同じに見える。」と言うのだ。

 マイクは彼の少年期を過ごしたブルーリッジの山々を頭の中に描いている。全て、それを再現するつもりだ。その、他人には見えない山の中を線路だけが完成しているというのが現在の状態である。
 
曲線の中心を決める。 線路は全て計算通りに敷かれる。適当に路盤を作ってぺたぺたというのとは違い、座標通りに路盤を建設する。カントは全て路盤に付ける。
 床はポリ塩化ビニルのタイルである。それは1フート角であるから、それを碁盤の目として活用する。曲線の中心はこのような道具で位置決めをする。
 1インチごとに目盛を付けてあるから、所定の場所において重りを置く。上から出ているボルトに、長いアームを取り付けて、曲線を描く。

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コメント一覧

1. Posted by イナ@ペン   2010年09月09日 06:00
こんにちは.長旅,お疲れさまでした.
さて,gated communityですが,その存在,形態等,つくづく土地ごとに差があるなと感じます.毎週用事で訪れるフィラデルフィアの街中にはgated highrise(ゲートつきの高層アパート)があります.
ゴルフコースの中にある家というのは,ここリーハイバレーにもありますし,実際,家を買う際に不動産屋から勧められた物件に入っていました.
古い住宅街で値段も手頃だったのですが,諸般の事情でそこは買いませんでした.
ただそのゴルフコース住宅にも,「結婚式場」のような巨大な一軒家が並ぶ住宅街(5000sfでは済まないのではと・・・school taxや冬の暖房費が凄い事になりそう)にも,ゲートがありません.この地域は,ゲートが必要とされる状況ではないのかもしれません.
もっとも,そういう高級住宅街に出向くには,車なしでは徒歩で数時間歩く羽目になります.
こんな現実を見ると,公共交通は要らないという世論が半分は理解できてしまうのが,公共交通を支持する自分は辛いです.

ゲートがついた低層のアパートは,学生やってた頃に住んでたアトランタではかなり見られました.
やはり治安の差なのでしょうか.
そうそう,そのアトランタのゲートつきアパートに知人が住んでいたのですが,ほんのわずかの間(数十分とか)の停電だかでゲートが故障したとき・・・早速幾つもの車上荒らしや空き巣が起きたのだそうです.
ゲートが存在する地域におけるそのゲートの重要性,そして周囲で虎視眈々と隙を狙う連中の存在を垣間見た思いです.

長くなっちゃってごめんなさい.
訪米されての工作のお話その他,楽しみにしております.
2. Posted by dda40x   2010年09月10日 00:38
イナ@ペン様
 コメントを戴き、ありがとうございました。
 わずかの隙を突いて悪さを働く連中が居るというのは困ったことですね。治安ということを改めて考えさせられるご意見でした。
 しかしそんなに頭が良く働くのなら、別のことに使ってほしいものです。教育が行き届かない、ということが大きな問題であろうと思います。

 昔アラバマ州の友人宅に寄った時、彼が請け負った壁画製作の打ち合わせに付いて行って、初めてGated Communityに足を踏み入れました。私はゴルフには全く疎いのですが、その私でも聞いたことのある有名なゴルフコースを中心に、立派な住宅が並んでいました。
 若い女性が道路をランニングしていたのが印象的でした。
 そのゲートを入るのに、予め送付したリストに私の名前が無くて、訪問先に確認をしていたことも思い出されます。

 最近は日本にも出来たそうです。とても小さなものなのですが、普段からその地域を横断していた人には大変な障害となり、問題になっていましたね。

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