2010年08月20日

Mike Hill氏を訪ねて  その8

control board Mikeのレイアウトは、いわゆるDisplay Layoutである。ディスプレイ・レイアウトには最小限のストラクチャーしかない。ヤードの収容量を限界まで大きくし、列車を順番に運転することを目的としている。エンドレス・トラックの内側はほとんどが留置線である。


 
old timerbaggagecoach その中にこの車輌があった。
 Mikeが、「これは間違いなく日本製であるが、どこにもその記録が見つからない。これを作ったのはだれかということが分からないか?」と聞く。
 残念ながら全く見当もつかない。全ての窓は糸鋸で抜いてある。大変な手間である。側板は卦書き針で筋を掘ってある。エッチングとかプレスを全く使わずに作ってあるのだ。屋根の絞りは叩き出しである。全て職人の技で作ってある。
 読者の皆さんの中で、多少なりとも見当が付く方は、どうかお教え願いたい。

 他に、NYCのモホークを見せられた。「不思議なことにこの機関車の記録もどこにもない。IMPの時代の前のものだろう。このキャブを見よ。」という。
 そこには機関車の番号が浮き出しになっていた。番号が切り抜き文字で貼ってあるのだ。IMPの時代のチャレンジャはそうなっているが、それ以外の機関車では例を見ない。
 筆者は「これは祖父江氏のカスタムの製品です。」と答えた。確証はなかったが、糸鋸で切った目を見るとそのような気がした。帰国後、当時の祖父江氏を知る人に尋ねた。「それは祖父江さんだね。エッチングで出来てくるのを待ちきれなくて糸鋸で抜いてしまうんだよ。腕に自信があるから全部手作りだよ。凄い速さで作ったね。」
 ということであったので、その証言を添えて連絡した。

 この号で マイク・ヒル氏の訪問記を終わる。

テキサスに来ている。今月一杯滞在予定である。しばらく休載させて戴く。

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