2010年07月25日

続々 Phil Marcus氏 のレイアウトを訪ねて

asymmetrical flange way 非対称なフランジウェイである。これはLou Crossの製品を使用している。フログの落ち込みがほとんどなく、損傷しない。このような製品が40年も前から市場にあった、ということは素晴らしい。
 最近は一部の連中が薄いタイヤが良いと言い始めて、この素晴らしいフログでも落ち込むようになってきたのは嘆かわしい。「薄いタイヤが良い」というのは、一種の流行であって、いずれ元に戻ると筆者は見ている。

20th Century Limited ナイアガラが牽く最盛期のNew York Centralの特急列車である。よく走ったが、電流値が大きい。「コアレス・モータ + 三条ウォーム + ボールベアリングにすると、この12両編成が0.1アンペアで走るぞ。」と言うと、のけぞった。
さらに、「巡航速度に到達したとき電流を遮断すると、このレイアウトを半周以上、コースティングしますよ。」と言うと、へなへなとなった。そのうち、日本まで見に来るつもりらしい。

Passenger Yard これは客車ヤードである。カブースも止まっている。線路の流れるような曲線が美しい。信号機の色に、うっとりする。
 客車編成は複数並ぶと美しい。 

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コメント一覧

1. Posted by 村田   2010年07月26日 10:45
薄いタイヤの件は、日本でも結構それがいい!という人がいますが、私も「でも、それでは走行性能が・・」という疑問は感じています。
しかも日本では、もうかなり長い間言われているような?
まあ、好みの問題なのかな?と考えています。

ところで、3条ウォームの件、いつも興味を持ってみています。
私も拙い技術であれこれと走行性能向上を試行しています(ブログ上で公開中)が、ベースになる素材はエンドウの16:2のウォームでは、やはりここまでが限界か?ということを感じています。
16番用の3ウォームが製品になるといいのに・・と儚い夢を見る今日この頃であります。
2. Posted by dda40x   2010年07月27日 07:35
 薄いタイヤ、低いフランジ (もうひとつ、薄いフランジも)にするためには線路規格をすべて変える必要があります。
 それをやるなら、ゲージまで変えることになってしまい、今までのものを全て捨てる覚悟でなければなりません。それがプロトXXと呼ばれるグループが試みていることです。その人数が多ければ良いのですが、今のところ少数グループであり、全てを自分たちで賄わねばなりません。
私の見通しでは、拡大していくようには見えません。実物と同じ半径の線路を用意する必要があるからです。

> ところで、3条ウォームの件、

 これは自分で正しい設計方針を立てて、発注すればよいことです。お友達に機械工学を勉強された方がいれば、意見を聞くべきです。今は不況ですから安く作れると思います。
 しかし、HO以下では押して動くことは可能であっても、惰行が効くことは期待できません。慣性が少ないからです。しかし、効率は上がります。
 ギヤボックスにはボールベアリングが必要であることは当然です。
3. Posted by 村田   2010年07月27日 08:51
> これは自分で正しい設計方針を立てて、発注すればよいことです

はい、自分で調べてトライしてみます。

私も模型関係やカメラ関係の金属パーツを、工場の方に発注したりすることはありましたが、ここ数年でほとんどが廃業(高齢化による)してしまうという、なんとも悲しいことが続いています。
これでは、内需拡大もなにもあったものでもないし、このようなことで工業国といえるのか?と悲しくなっています。

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