
車庫の裏の方を見てみよう。裏通りは寂しく仕上げてある。この橋は併用橋なのか専用橋なのかは不明である。おそらく、このような橋のプロトタイプはどこかにあったのであろう。

その少し先に行くと、石炭のシュートがある。ちょうど車庫の裏に当たる。当時は(今も)石炭をこのような形で降ろすところが市内に無数にあり、それを暖房用に配達するトラックが出入りしていた。
現在は数がぐっと少なくなった。天然ガスを使うようになったからだ。

その奥には背景の一部として本線の立体交差がある。奥は明るく見えるが鏡が立ててあるだけである。奥が明るいと、広がりを感じさせる。

この角度からの景色をどこかで見たような気がする。写真なのか映画の一場面なのかは分からないが、有名な景色なのであろう。