2010年06月15日

続々 Athearn の貨車

Athearn's Reefers Athearnには、40ftの冷蔵車がある。ドアが開かないので中の木箱も開口部がない。ドアヒンジはプレスの部品が付いていて、それをコハゼで留める。
 極めて安い作りだが、完成するとなかなか良い。鉄板が主で、板が薄いところが仕上がりの繊細さにつながるからだ。ステップも細く実感的である。
 細釘で留めるようになっているが、いずれ釘穴が緩んでバラバラになる。
 組上げ後、30年位で完全にばらしてリストアする必要があるだろう。先日お見せしたGNのオートモービル・カーなどはその典型である。

Athearn Aluminum Reefer 妻板のドレッドノートはプレス加工がよく効くようにブラスを使う。この車輌は実物どおりのアルミニウム板で出来ている。

 車輪はデルリンの車輪をピヴォット軸に嵌めたものが付いているが、フランジ形状が良くないのと、ピヴォット軸の精度が良くないので、走行抵抗がそれほどよいわけではない。

 今回、Low-D車輪を作ったので、Athearnのデルリン台車にはめると、0.4%以下の勾配で転がる。既製品では0.8%程度である。もちろん、ごく少量のモリブデングリスを尖端に塗布している。
 0.4%なら、ボールベアリングに匹敵する転がりだ。貨車は軸重が軽いのでピヴォット軸で十分である。軸重が100gを超える重い車輌は、ボールベアリングのお世話になるべきだろう。

 先日、芦屋で行われたJORCの総会で筆者の22輌の貨物列車は、一押しで、一周30mのエンドレスを2/3程度廻った。注意深く押して十分な速度を与えれば、1周させることは不可能ではなかった。
 あまりにも軽く転がり、「本物みたいだ。」という声が上がった。その通りである。鉄道とは本来そういうものなのである。
 小さなB凸電気機関車をお借りして、22輌を軽々と牽く場面では、どよめきが起こった。いつもは強力機を持っていくので、低摩擦であることに誰も気が付かなかったのだが、これからはそういう見せ方をする必要があると気付いた。
 栗生氏がご覧になっていたので、いずれ氏のブログで触れられることがあると予測する。

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コメント一覧

1. Posted by ワークスK   2010年06月15日 22:35
動画を撮影するべきでしたね。今度は三脚を持参しましょう。

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