2010年05月12日

Illinois Railway Museum その3

Frisco 2-10-0Frisco 2-10-0 いわゆるRussian Decapod を近くでじっくり見るのは初めての経験であった。
 タイヤが厚い。まるで Max Gray の機関車のようだ。どうしてだろうかと考えていたら、後ろから案内役の方が説明してくれた。





self-guard frog ロシアの鉄道は、標準軌よりも多少広い広軌である。標準軌用の車輪でもタイヤ(踏面)を幅広くすれば嵌まる。タイヤが普通の車輪よりかなり外に出っ張る。少々怪しい話であるが、実際に走っていた。しかし、フログがセルフガードであるとひっくり返る恐れがある。
 
 輪心が厚いので、バランスウェイトが十分付けられる。すなわち、張り出し量は少ない。ロッドは普通の機関車よりかなり外側についているように感じた。

 作る人が少ない機関車だが、シリンダ間隔が大きいので模型化しやすいはずだ。祖父江氏は、実物より広いゲージに厚い動輪を用いるOスケールの設計に頭を痛めていたが、これなら問題がないはずだ。

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コメント一覧

1. Posted by 佐々木精一   2010年05月13日 05:13
>作る人が少ない…。
>祖父江氏は…。
実物には様々なケースが存在する好例ですね。
意外にも、幾つかの機関車設計の元になり、ルーツになった機関車でもあります。模型製作の参考にされてよい機関車だと思いますが、あまり注目されないようで残念ですね。
私は、この機関車が好きでPFMのHOモデルを2台持っています。
2. Posted by dda40x   2010年05月13日 07:40
> 幾つかの機関車設計の元になり、ルーツになった機関車でもあります。

昔、椙山氏のコレクションで興味深く拝見しました。氏も2台所有されて、塗装を変えておられたように思います。
ストラスバーグの鉄道博物館には動態保存されていますね。踏切で遭遇して驚いたことがあります。 
3. Posted by 佐々木精一   2010年05月13日 08:01
>踏切で遭遇…。
なんとも羨ましい!御同慶の至りです。
中国の前進型などは、この機関車の発展型ですが、好みの分かれるところでしょう。

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