2010年04月18日

Dickのレイアウト

Dick's Layout Dickの家を訪ねるのは22年ぶりであり、先回は工事の最中であった。
 田舎で夜間に、家を探すのは難しい。今回はGPSのおかげで誤差50mくらいで探り当てた。入口にRailroad Crossingの看板が出ていて、ここだということが分かった。

 
 地下室に入ると、そこでは大きな声でディスパッチャ(列車指令)に連絡をしていた。ここでもウォーク・アラウンドが採用されている。
 ディックはずいぶん昔からウォーク・アラウンドを採用していた。DCCが生まれる前からである。ラジコンの送信機を腰に付け、そのポテンシオ・メータを外部に取り出し、ハンドヘルドのキャブを作った。路盤高さは48インチ(122cm)で筆者のと同じである。
Radio Control Cab in 1985Radio Control Walk Around Cab  in 1985 それは1985年の時点で完成していた。手元のスロットルを動かすと、遠くの方でサーボモータが動いて、スライダックが回転し、機関車が動き出す。パワーパックはかなり大がかりであるが、大電流が取り出せ、効率の悪い機関車でも動かせる。家の外からでも電波は到達すると言っていた。ラジコン装置はSANWAであった。

 このレイアウトでも、駅の名前はアルファベット順である。15m位進むと駅があって、そこでTrain Orderの指示通りに列車と組み立てて次に進む。次の駅が空いているかはディスパッチャに聞かねばならない。列車の組み立てに戸惑うと、他のメンバは待たねばならない。連結器以外には手を触れてはならないので、かなり面倒な操作をせねばならない。

 何度も入替えを繰り返して、どうしてもできないと降参である。
"Mr.Dispatcher、スーパーマンになりたいが、許可してくれ。"と怒鳴る。
"許す。ただし一日一回に限る。時間は30秒!”と許可が出る。
貨車を鷲掴みにして列車を仕立てて出発である。

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by northerns484   2010年04月19日 01:26
> 何度も入替えを繰り返して、どうしてもできないと降参である。

実は数学的に見ると、入れ替えというのは、最適解(=最も手数の少ない入れ替え)を求めるのは非常に難しい問題です。模型の世界ならともかくも、実際の鉄道では、入れ替えでの遅れは、収入減に直結する可能性がありますので、神経を使うと思います。

> "Mr.Dispatcher、スーパーマンになりたいが、許可してくれ。"と怒鳴る。

一般的な言い回しかどうかわからないのですが、私のいたクラブでは、"Five Finger Switching"という言葉を使っていたように記憶しています。
一度、入れ替え作業中に車両を留置すべきなのに忘れたことがあり、次にこの車両を編成に組み入れる人が「車両がない!」と騒ぎになって、この時も苦笑しながら"Five Finger Switching"したことがあります。アメリカの本物の鉄道で万が一こんなことをしようものなら、即刻クビでしょうか。
2. Posted by 佐々木精一   2010年04月22日 23:24
日本人の我々が、アメリカ型レイアウトで、或はカナダやイギリスなどのレイアウトで、駅名をアルファベット順で命名する時に、手頃な参考書が在ります。
第二次世界大戦における連合国海軍のフラワー級コルベットの艦名リストです。大量に建艦された護衛艦(護送艦)ですので、駅名に使えそうな花の名が豊富です。殆んどアルファベット順に建造され、アルファベット順に登載/記載されていますので、活用出来るでしょう。
花で不足であれば、川(河)が在ります。リバー級フリゲートの艦名リストです。
フラワー級コルベットは、モンサラットの海洋小説「三隻の護送艦」で有名です。
3. Posted by dda40x   2010年04月23日 20:29
 興味深い情報をありがとうございます。
確かに、我々のようなネイティヴでない人には、適当な名前というのはなかなか思いつけないものです。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
Categories
  • ライブドアブログ