2010年03月25日

Kalmbach社を訪ねる

Kalmbach Publishing Co. カルムバック社を訪ねるのは25年ぶりである。前回は、ミルウォーキィのダウンタウンの古いビルであった。そのビルは取り壊されてすでにないはずである。ミルウォーキィの旧市街にはたくさんの跳ね上げ橋があり、今でも作動する。
 1988年頃、郊外に引っ越して新築の自社ビルを建てた。2階建ての広大な建物である。昨年一部を増築したのでかなり大きな床面積を持つようになった。従業員数も増えて300人ほどだそうだ。

 カルムバック社は7つの雑誌を出している。模型に全く関係ない分野の雑誌もある。
 Model Railroader誌は発行部数は20万部を超えるベストセラー雑誌であるが、そのページ数が年々減ってきているという統計があることを話題に出した。

「広告が減ってきたのです。」とおっしゃるので、「そのうちWeb雑誌になるのでしょうか?」と過激な質問をしてみた。

 答は意外にも明快であった。「そのつもりです。」「少なくとも私はそうしたい。けれども抵抗する人たちが居ます。でもいつかはそうなる。」とのことであった。栗生氏の予想は当たっていた。日本の模型雑誌は、どの程度これを理解しているのだろうか。

foreign magazines 1foreign magazines 2 会見ののち、社内ツアをしてくれた。例によって書庫を見せてもらった。書棚には最近の日本の雑誌やヨーロッパの雑誌があった。
「古いのはどこかにあるだろう。処分したかもしれない。」という話であった。以前見た子供の科学、模型とラジオはちらりと見た限りでは、もう見当たらなかった。 

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コメント一覧

1. Posted by 村田   2010年03月25日 08:59
MRの広告が減っているということは、メーカーが減っているだけではなく「クラフトホビーそのものが衰退」しているのかも?と思うと、他国のこととは思えない深刻さを感じます。

あくまで私の考えですが、模型雑誌(TMSでもとれいんでも)はもうPDF配布かWeb雑誌にして欲しいです。
特集号(図面などもある)ならともかく、定期購読のものは電子媒体にしてもらわないと場所を取って困ります。
(じゃあ廃棄すれば?と言われると辛い)
その場所をレイアウトや車両の保管場所に使いたいので、早く実施して欲しいのですが、MR誌がその形式を取ると日本の出版社も真剣に考えるようになるかもしれませんね。
2. Posted by ゆうえん・こうじ   2010年03月28日 11:40
私も村田さんの意見に賛成です。少なくとも既存の印刷媒体は残しても、pdf版かWeb雑誌も出して欲しいです。また一部の学術雑誌のように過去の希望の記事だけpdfファイルをオンラインで購入できるようなシステムも欲しいですね。
わたしも500冊以上のTMSを保有していますが、自宅には置く場所がなく半分近くは実家に梱包して保存していますから、あまり役に立ってないし・・・
また米国で出版される雑誌・書籍は、米国発の船便郵便が廃止されたので、Amazonなど経由で購入できるもの以外は安価に入手しづらくなっているので、オンライン化して欲しいと思います。
なおこの点は模型クラブの会誌の方が先進的で、私が入会している二つのクラブはすでに会報の電子配布がおこなわれています。

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