2010年02月06日

イコライザの設計 その1

 蒸気機関車のイコライジングの方法は多種ある。そのほとんどが三点支持方式である。バネが深く作動する、あるいは主台枠がよく捩じれるような剛性の低い設計であれば、四点支持でもよい。

 さて、再び4-6-0タイプの蒸気機関車のイコライジングを考えてみよう。大抵は、先台車一点と動輪三軸を二点とする三点支持である。場合によっては先台車と動輪一軸を一点とし、残る動軸二軸を二点とすることもできる。
 その優劣を比較してみよう。

 動軸上の重量を増やすのは重心の移動で自由にできる。問題は「座り」である。

イコライザ方式の比較 もし先台車を一点にすると、構成される三角形は長くなり、線路の不整に対しての機関車の傾斜角が小さくなる。要するにギッコンバッタンする角度が小さいのである。
 アメリカ型の場合は、カウ・キャッチャを低く保ちたいので、前方の一点はなるべく前にあった方がよい。前方オゥヴァハングが大きいと、線路の不整に対しある程度の隙間を保つことは難しくなる。すなわちショートが発生するだろう。
 模型においては先台車を一点にするのは、それなりに意味のあることなのである。

 さて従台車はどうなるかということになるが、これが意外と難しい。4-6-2(パシフィック・タイプ)の従台車は動輪からかなり離れているが、これを後群とするとイコライザの可動範囲からはみ出して底突きすることがある。

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