2010年02月02日

equalized と sprung その9

 井上豊氏は、「実物のイコライザはバネが折れないようにしている」と仰った。
 筆者は「模型のバネはイコライザが壊れないようにしている」と言いたい。

 イコライザを丈夫な材料で作ればよいが、実際はブラスである。ブラスの点接触の部分はつぶれ易い。衝撃力が掛かると瞬時につぶれる。バネさえあれば、衝撃力が大幅に緩和されるので、全く問題ない。
 同時に、イコライザを薄く細く作れる。静止状態で折れない程度の太さのイコライザで十分である。HOならばかなり細くできる。

 いままで見た"井上式”イコライザの作例は、必要以上に太いイコライザである。しかし、接触部は尖らせてあるのですぐにへたる。しばらく走らせていると、機関車の高さが微妙に低くなるのである。

 動輪に関しては述べたが、先台車についても工夫が要る。先台車の内部のスペースは限られていて、緩衝装置を入れる余地が少ない。

ゴムの変形 このようなときはゴムを使うのがよいだろう。ゴムは内部損失が大きい。簡単に言うと、伸縮によって内部に熱が発生し、振動は自然に減衰する。ゴムの板をはさむと面積が大きくて圧力が小さいので、変位量が少なくなり、事実上機能しない。ゴムは、十分に変形することが必要である。三角形の突起を作り、その尖端で荷重を受けるようにすればよい。
 これは昔井上豊氏に言われたことである。今田隆吉氏はゴムの専門家であった。

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