2009年12月29日

試運転台

roller unitrunning on rollersroller units on track



  試運転台はこれで6代目である。最初の1台は30年以上前に自分で作った。ローラを一つにして、ボールベアリングを使わなかったので、機関車を固定しないとずり落ちてしまった。実物は車輪1つにローラ一つである。

 2代目から5代目までは、祖父江氏のアイデアで左右を共通のローラーにしたものであった。当時は機関車とテンダからそれぞれ集電していたので、機関車の左右の車輪から集電する必要がなく、絶縁する必要もなかった。要するに、機関車に+、テンダに−を給電するようにしていたのだ。

 そのうちにDCCの時代になり、左右の動輪から集電し、テンダは機関車本体と同極性の時代になった。すると今まで使用していた試運転台は無用となり、手放してしまった。試運転台がなくなると、少々寂しい。

 先ごろ、Micro-Markのカタログを見ていて、面白いデザインのものを見つけた。レイルの上に置くタイプで、左右の動輪から集電するようになっている。しかも中央三線式での集電もできるようになっている。  
 ボールベアリングで受けるようになっているのも面白い。ボールベアリングの中を通電するのはあまりよい設計ではないが、1軸4個も使っているのでどこかが接触してくれるのだろうと思い、買うことにした。価格は意外に安い。自分で作るより、よほど経済的である。

 機関車を載せてみると、安定は良い。運転しながら機関車を押しつけても、ボールベアリング支持のおかげで全く電流値が変化しない。機関車もボールベアリング装荷だからだ。
 最高速でも0.1A台である。ヘッドライトを点けると0.4A弱になった。



 故祖父江氏にはめてもらった動輪は、振れもなく軽快に回転した。小一時間運転して、気分よく試運転を終了した。

 

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コメント一覧

1. Posted by 村田   2009年12月30日 12:14
私は16番用というか、HO用を使っています。
よく「1軸分で1,600円は高い!」と文句を言っている人を見かけますが、そういう人ってベアリングが1個いくらだか判っているのかな?と疑問を感じることがあります。
確かに「ベアリングに電気通して大丈夫?」と心配にはなりますが、これに代わる手段は思い付かないです。
現在、電機と電車のDCCサウンド対応のために、吊掛モーターの研究をしていますが、動力装置のテストのためには、この手のアイテムは重宝しますね。
2. Posted by 外野の鉄道模型好き   2010年02月04日 01:00
http://response.jp/article/2010/02/03/135823.html
プリウス のブレーキ不具合、リコール対策室が調査

回生ブレーキによる不具合が原因なのだそうです。貴兄の鉄道模型理論でも同様の電気モーターによる回生ブレーキのお話がどこかの記事にあったと記憶しておりますが,どのように分析したら良いのか,ご指導賜りたく。
3. Posted by dda40x   2010年02月04日 08:18
意外な質問で戸惑っています。
プリウスに乗った感触では、最初のブレーキングはほとんど電気制動に頼っています。発電してバッテリに送り込んでいますが、その電圧設定をコンピュータが判断し間違えると充電しません。すなわちブレーキが抜けた感触になるでしょう。
また、我が国の鉄道の回生制動の歴史を見れば明らかなように、対向列車がない時、パンタグラフの離線、その他の不具合の発生を考慮して、補助抵抗器を用意していました。
プリウスに補助制動抵抗器があるかどうかは知りませんが、ブレーキシステムが発電回生ブレーキのみに頼っているようなら、それは開発者の無知でしょうし、それを認可した国交省には大きな責任があると言わざるを得ません。機械は故障するものです。摩擦ブレーキに切り替わるようになっていても、その起動にはそれなりの時間がかかります。この部分はパラレル制御にすべきでしょう。

私の推測は、発生した電力(多分三相交流)を直流にして自由な電圧を作り出すインヴァータの同期遅れによるものと思われます。

専門家の解析が待たれます。

[後記] ブレーキ抜けは低速時滑りやすい路面上の話だそうで、全く異なる局面を考えていました。スキッド・コントロールのプログラムミスのようですね。ポンピングが常識の時代を過ごしてきた人にはどうでもよいことなのでしょう。
 私としては、このことよりも、異常加速の方が気になります。実例をアメリカのテレビ番組でやっていました。ブレーキ優先になっていないのが不思議です。こちらは直列制御であるべきです。 (2月7日記す)
4. Posted by YU   2010年02月05日 21:38
プリウスには電気ブレーキ用の抵抗器はありません。回生が失効すると昔ながらの摩擦ブレーキに切り替わります。
今回の件は、ややゆっくり走っている時、凹凸のある道で問題が起きています。
凹凸のある道ではスピードが出せませんし、車体は慣性があるのでほぼ一定の速度で進もうとしますがタイヤは急激に回転数が上がったり下がったりします。
このような状態では回生が失効したかどうかを判断するのがきわめて難しくなります。
おそらく、燃費を稼ぐためにギリギリまで判断を遅らせているのでしょう。完全にソフトウェアの問題だと思います。

なお、鉄道の世界では、摩擦ブレーキを一切使わず電気ブレーキだけで停止できる電車がすでに実用化され、国内でも走っています。

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