2009年11月23日

続 先台車の復元装置

先台車ぺデスタル加工 先頭の1軸はひねられなければならないので、ぺデスタルを作る。鋳物の大きさより大きなぺデスタルであるから、大きめの板を貼ってフライスで切り込んだ。左右がつながった軸箱(キャノンボックス)は隙間がないようクランプではさんでハンダ付けする。そのあとで外してひねった時こじることがないよう、丸く面取りする。
 すべてができてから、周りを仕上げ、中心部を切り抜いて斜面を付ける。最初に余分なところを切ってしまうと、鋳物を万力ではさむことが出来なくなる。
 この写真では分からないが、第2軸にはすでにボールベアリングが入っている。
 
centering device2 荷重を掛ける側の工作は、回転せずに左右にスライドする梁に、ボールベアリングのコロを付けるだけのことだ。摩擦が少ないので大きな復元力が期待できる。
 一つだけ気を付けねばならないのは、バネ座の高さだ。ボールべアリングの軸より低くないと、傾いてしまい、角穴のところでこじてしまう形になる。
 この図では分からないが、キングピンは角棒であって、角穴を通る。すなわち、この上部復元装置は回転しない。先台車が首を振った時に、最前部の先輪の偏倚量が多いので、より強い復元力が発生する。この時、この上部復元装置は、微妙に後ろに傾くだろう。

 バネはいくつかの種類のバネ定数のものが用意してあるので、順次取り換えて実験し、ベストのものを付ける。

 このようにして組んだ先台車はカーヴに差し掛かると機関車の頭をわずかに持ち上げ、その反力で機関車の鼻先を転向する。この動作は見ていて楽しい。直線でまっすぐ走り、曲線から直線に戻った瞬間の振る舞いにメリハリがあって良い。当然のことであるが、脱線しなくなる。

 以前作った4-8-4は主動輪のバネを柔かくしストロークをやや大きくしているので全体がバネで浮いている。ポイントなどの欠線部を通過する時も、極めて静かで気分がよい。従台車もかなりの復元を効かせているので、直線上を走行する時は、完全にまっすぐ走る。

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