2009年11月19日

続 Centipede Tender

 現在、下回りをスクラッチビルドしている3台のチャレンジャのためにテンダは買い集めてある。KTM製のものである。

 1台は、Lobaughのオリジナル・キットを持っているので、それからスタートである。これがとんでもない代物で、板から作った方が具合がよさそうであるが、我慢して仕上げている。床板、5軸台車は砲金の鋳物でそれだけでも800gもある。当時の製品にはスプリングはなく、全軸イコライズでの作り直しだ。
 
 外側の軸箱を動かすと、その美しい鋳物が台無しになるので、内側台車を作ってボールベアリングで受けたイコライザを入れる。このテンダには、はずみ車を入れる。その効果については以前述べた。おそらく質量は3kgを超えるだろう。機関車以上に複雑なメカニズムを満載したテンダになる予定だ。それが完成すれば、チャレンジャが、「単機でもスリップして発進する」のを見て楽しめるはずだ。
 
 ここまで重いと、脱線すると壊れる可能性がある。これは本当の話で、重い機関車が脱線するとポイントが壊れる。機関車自身も壊れるだろう。この重いテンダの懸架装置はかなり丈夫に作らねばならない。イコライザを長くすると撓みが生じ、固有振動数が走行時の振動にシンクロすると、ぶんぶんと共振する可能性もある。その対策も講じる。

 筆者の機関車はそれほど重いものはない。一番重いものでも4kg台である。デトロイトの友人で、「Big Boyに鉛を詰めたら23ポンド(約11kg)になった。」と見せてくれた人がいる。電流は5Aくらい食う効率の悪い機関車だ。彼が友達のレイアウトで走らせたら、橋が落ちたとも言っていた。

 このような重い機関車を作るよりも、軽く走る貨車を作る方が賢明であることは間違いない。

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