2009年11月15日

続 車輪の色

SD60 最近と言ってもこの20年くらいだが、アメリカでは法律が変わって、車輪、連結器、スプリング、枕梁の塗装が禁止されたそうだ。
 これは、ひび割れがあるときに発見しやすいからという。日本のような多湿の国に居ると、そんなバカなと思うが本当のことだ。

 新車状態の車輪は錆びているのが正しいことになる。車輌組み立て前に、車輪は屋外に置いてあるからだ。
 スプリングは熱処理してあるので黒皮状態で、スプリングシートあたりに多少の赤錆が付いているのが正常だ。
 連結器は真っ赤に錆びている。これも新品が屋外に山積みになっているのを見たことがある。油も注さないようで、ナックルのあたりも錆びている。相手に当たるところだけは鋼の色が出ている。
 台車の枕梁は鋳鋼だから、黒皮のような色をしている。機関車の下から覗いてみると、枕梁は塗装してあった。この規則は貨車のためであるような気がする。ディーゼル電気機関車の動輪も、新車のときは明らかに錆びている。不思議な時代になったものだ。筆者のディーゼルも、錆びさせてある。20年前に新車を見てそのとおりに塗装したものである。走らせていると全く分からないが、こうして拡大すると塗装のアラが目立つ。その点、ご容赦を願いたい。
 
 kadeeの連結器で変わった色のものがある。Boxcar Redの製品が発売された理由は良く分かる。最近追加された色はRed Oxideである。錆という意味であって、模型の色はそこそこの錆色をしている。ただ、艶があるので、軽く紙やすりを掛けて表面を荒らし、錆色を吹き付けるととてもよい。シャンク(連結器座に入る角棒の部分)も錆色に塗るべきだ。デルリンというプラスティックは塗料がのりにくいが、脱脂して軽くこすればかなりはがれにくい。もしはがれても下の色が同じ系統だから、問題ない。

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コメント一覧

1. Posted by 読者   2009年11月19日 00:50
5 気候の違う国では制度も異なるのですね。
2. Posted by dda40x   2009年12月03日 21:32
考えてみれば、日本でもレールは塗装されていません。せめて側面くらい塗ればよいのに……と思いませんか。
列車が走ると巻き起こる風でレールがさびにくくなるという報告があります。トンネルの中が湿潤であるのに、レールは錆びません。
車輪も走っていれば錆にくいものです。連結器は塗装してあっても剥がれてしまいますしね。
案外、無塗装でもよいのかもしれません。
錆びる分を見越した設計であればよいと思います。
3. Posted by YU   2009年12月15日 18:15
日本でも、新品のレールを見ると側面は一様に真っ黒です。
塗装か化学処理かはわかりませんが、何らかの防錆処理がされているのではないでしょうか。
色から見て黒錆ではなさそうですし、色調が均質なので意図的に処理されているのは間違いないと思います。
4. Posted by dda40x   2009年12月17日 08:05
 レールやH鋼などは、製鉄所で熱間圧延をしているので、自然に酸化被膜が付きます。それは十分硬いので、そのまま出荷されて使用されます。
 レールは当然無塗装です。以前述べた様に、日本では海からの送風塩で錆びます。しかし、列車が通っていると錆びにくいのです。
 通電しているからという説がありましたが、無電化区間でも同じです。

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