2009年09月30日

エアコンダクト

air-conditioned Pullman アメリカでは1930年代からエアコンの装備が大々的に始まった。プルマン寝台車、食堂車、展望車はすべてエアコン付きになった。



air-conditioner duct ダブルルーフ(monitor roofという)の車両には屋根上に枠を作って断熱ダクトを這わせた。
冷気は各室に送られ、ガラリから廊下に漏れる。廊下の隅にリターン・ダクトがあって、吸気を再冷却して送られる。

air-conditioner duct2 個室寝台の場合はダクトは片方だけだが、開放寝台では両側にダクトがあるので、事実上丸屋根になる。

 冷房装置は床下につりさげられる。かなりの大きさである。このような列車を牽くのはかなりの抵抗があったに違いない。
 その後、ディーゼル発電機を積む機種も出てきたが、当初は車輪からの動力採取であった。

 1輌60トン以上の重い列車を牽いて走る機関車は、かなりの出力がなければならない。30年代の最先端の旅客用機関車は3000馬力級であった。冬は蒸気暖房をまかない、夏はエアコン駆動をしなければならないのだから、ボイラ能力にはかなりの余裕がなければならなかった。

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