2009年09月12日

UP7001の牽く列車

UP postal car 2UP postal car 



 筆者が直接聞いた範囲では、UPの大陸横断本線上を旅客機として定期運行していたのは1930年代までである。そののちはチャレンジャ、4-8-4などがその任に当たった。
 支線の優等列車の牽引機としては戦後まで使われていた。カンザスシティ行きの急行列車は毎日この機種によって運転されていた。
 この車輌はRalph Brown のキットから作られた郵便車である。この車輌だけ色がやや明るい。これは椙山満氏の助言による。確かに、映画を見せてもらうと郵便車だけ色がやや明るいのがあった。プルマングリーンでなく、オリヴグリーンに近かった。

mail catcher 太いステップ、明かり採りのスリガラス、大きなメイル・キャッチャが目立つ。このメール・キャッチャは回転させて外に飛び出させることができる。その機能を優先させたため、実物のある部分が省略されている。それはハンドルである。たいして目立たないから良いと思ったが、やはり機能よりも外観を優先させておけばよかったと反省している。腕を出して走ることはあり得ないからである。
 当然ながら、メイル・キャッチャの位置は、台車のセンタ・ピン位置にある。

 ガラス保護のブラス・バーはジグを作って嵌めこんだ。車輪はLow-Dに取り換えたばかりなので、色が塗ってないのはご容赦願いたい。編成中、荷物車の前に郵便車を置く。これは強盗対策であるそうだ。荷物車の貫通路は鎖錠され客車の方から、郵便車には行けないようになっている。

コメント一覧

1. Posted by northerns484   2020年05月18日 08:45
旧い記事へのコメントで恐縮です。

Colorado Railroad Museumが最近リリースしたビデオで、Colorado & SouthernのRPO (Railroad Post Office)の歴史やエピソードを紹介しています。このキャッチャーを動かすシーンも出てきます。

https://youtu.be/n1M03EOsGCU

郵便番号の導入前だったので正しく仕分けすることができるか定期的にテストがあったとか、貴重品を扱うので拳銃を保持していたとか、RPOの発展に伴い標準が定められ、その中には照明の明るさも含まれていた、というあたりを面白く見ました。

コロナ対策もあり、アメリカの博物館で展示物をYoutubeなどで紹介することを加速させているようで、他にも探すと面白そうなものがありそうです。
3. Posted by dda40x   2020年05月21日 21:34
 面白い動画を紹介下さり、ありがとうございます。60年代に鉄道郵便のシステムが消滅したアメリカでは、博物館に沢山残していますね。
 メイルキャッチャの現物は、かなりゴツいもので、水平にするのは力が要ります。風雨、雪の中での作業は大変であったと思います。風防が付いているのも見ますね。
 日本もそうですが、窓を開けると郵便物が飛んでしまうので、かなり強力な強制通風装置がありました。照明も明るく、かなり暑かったのではないでしょうか。
 友人のお父さんが郵便車に乗務したことがあるそうで、いろいろな話を聞きました。昔は大陸横断鉄道の郵便車は雑誌、新聞がどっさり積んであったそうで、それがどんどん重くなり、特急列車の荷物車の数が増えたのだということです。6輪台車の重量級が沢山ありました。
4. Posted by northerns484   2020年05月23日 09:45
貴重な情報をありがとうございます。

今度は、North Carolina Transportation Museumが1956年当時の記録映像を公開しています。

https://youtu.be/CweeDb_NY-s

考えてみれば当たり前ですが、回収と同時に配送も行う必要があるので、レバーを動かすとともに足で袋を蹴りだす様が記録されています。ほんの一瞬の作業なので、熟練が必要だったのではないかと思います。

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