2009年07月16日

ボールベアリングを取り付ける工具

face cutting bits 筆者の機関車にはすべてボールベアリングが装荷されている。既製品の機関車の軸は3 mmか5 mmで、それを加工してボールベアリングが入る穴を開けねばならない。
 既に空いている穴を広げるのは難しい。心がずれる恐れがある。祖父江欣平氏は、自作の座グリドリルでそれを行う。筆者も一本戴いたのがある。これがないとフライスで座標を決めて削らねばならずとても面倒だ。

 その座グリドリルを特注せよということになり、またもnortherns484氏に図面のお手伝いを戴いて、発注した。

 ブラス用なのでハイス製ではない。SK3という工具鋼製であり焼きが入っているからとても硬い。SK3はタガネなどを作る高炭素鋼である。鉄板でもよく切れるが、十分な油がないと、焼けてなまってしまう。

installing ball bearings with face cutter 先端のテーパが大切である。心を出しながら、ボールベアリングのインナ・レースに当たらない様に削る。もちろんシャフトも接触しない。この辺りの工夫がないと、ボールベアリングの意味が半減する。

 ボールベアリングが入っていると謳っている製品でも、この気配りがある物はほとんどない。

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コメント一覧

1. Posted by 読者   2009年07月19日 12:41
5 工具そのものに冶具の機能も持たせるとは優れたアイディアですね。
2. Posted by dda40x   2009年07月19日 22:40
> 工具そのものに冶具の機能も持たせるとは優れたアイディアですね。
祖父江欣平氏のアイデアです。
以前はすべてこのような工具を自作されていました。
プロは、工具を自作する能力があることが必須条件であることを知りました。
今回は必要な工具を作る暇がないから、代わりに作ってくれと依頼を受けました。それでは数が少なく、高く付くので、仲間内で注文をとってある程度の数をまとめて作りました。
まだ、多少の残りがありますので、ご希望の方にはお分けしています。
すでに記事をお読みの方から、注文を戴きましたが、まだ数本残っています。

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