2009年06月24日

続々 Hard Center Frog

電解めっきと電解研磨 先々回の問題に対していくつかの御回答を戴いている。

 railtruck様が正解である。レイルに銅めっきを掛ける。めっきにより銅は完全に均一に生成するわけではないし、完全に均一に生成するとしても、円以外は相似形にはならない。レイルのように角があるものは、その部分の電界が大きいので、角が膨らんで丸くなるように厚く付く。

 無電解めっきという方法もあるが、そこまで相似形にこだわるものでもないので、簡単な電解めっきを掛ける。

 めっきにより4%くらい太くなったものを加工してフログを作る。それが縮むわけだから、厳密にいえば、レイル断面はおかしくなるだろう。
 しかし、フログの断面を顕微鏡で見る人はいないので、これで良いことになっている。

 上述のように電解めっきは、表面の凸凹をより強調するようにめっきが付くので、仕上がり面は粗雑になる。機械加工のあとの微小なざらざらが、さらに大きな粗粒面になってしまう。昔はめっき屋はそれをバフ加工で削り落してさらに厚くめっきを掛けていた。現在は無電解めっきになったので、自然につるつるのめっき面が生成する。

 逆に、工作物を陽極に吊るして電流を通じると、とがった部分が先に溶けていくので、短時間でつるつるにすることができる。これを電解研磨という。筆者は時々利用しているが、紹介記事を日本の模型誌で見たことはない。

dda40x at 06:24コメント(3)線路 | 分岐 この記事をクリップ!

コメント一覧

1. Posted by railtruck   2009年06月24日 08:49
やはりメッキでしたか?
塗装もゴム型の加硫に耐える温度の塗料を使えばアリかなと思ったのですが・・・。
収縮率は低めに見ていたようです。
2. Posted by 読者   2009年06月25日 15:28
5 優れた発想ですね。感服しました。
3. Posted by dda40x   2009年06月27日 22:30
読者様 コメントありがとうございます。
それほど正確でなくてもよいものを作るならば、楽な方法が良いという実例ですね。
メッキは自家製の装置でやっていました。
このようなロストワックス原型作りは、ノウハウのかたまりです。
くそまじめに作るだけではないというところが興味深いところです。

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