2009年06月16日

90° Crossing

90°Crossing90°Crossing Frog

この1月にNortherns484氏とカリフォルニアを旅した際、通りがかりのFresnoに直角クロスがいくつかあると教えて戴き、それを見に行った。

 アメリカではクロッシングというのはそれほど珍しい存在ではない。信じられないほど大きな鉄道同士が大平原上でクロスしていることはよくある。
 地図上で「エイッ」と線を引いて、鉄道建設が始まった国であるから、それぞれの免許が交差するということはありうる。

 その後、大規模なクロッシングは徐々に姿を消した。立体交差ができたからである。しかし、小規模な鉄道が本線を横切る場合にはそのまま存続している。

 このフレズノのクロスは後者に当たる。本線の列車密度は比較的高いので、通過によるクロッシングの傷みは大きいと思われる。

 このようなクロッシングは、フログ部分が二重構造になっていて、車輪が当たる部分は、特別に硬いマンガン鋼でできている。これをHard Centerという。

 軸重が30トン近くもある車両が一日に千台以上も通るのであるから、よほど丈夫でないと持たない。保線も完璧であろうと思っていた。しかし、現場に行ってみるとかなりいい加減なので驚く。この写真のはハードセンターではないが、本線上の継ぎ目が少なくなるようにできている。

 バラストの突固めが不完全で、車両の通過によって沈み込む。するとクロス部が撓(たわ)む。こんなに撓んでもよいのだろうかと思うほど,撓む。疲労してすぐ折れてしまうのではないかと心配するほどである。



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