2009年05月31日

Cajon Pass

No superelevationremoving tunnel for 4-track 今年のO Scale Westに行く時、いつもとはコースを変えて  Los Angelesから入国した。いくつかの拠点を巡ってシリコンヴァリィに到着した。

 カホン峠は、過去に何度も行っているが、今回は特別に大きな変化があった。去年工事をしていた四線化工事が完了し、トンネルを撤去して新線を敷いたのだ。この線区ではカントを全く付けていないのは興味深い。

 勾配区間では速度制限が厳しいから不要であることと、機関車の引張力で内側に引き倒す可能性を避けるためである。
 25パーミルもある区間で125輌も牽くのは異常である。しかしそれを毎日こなしている。機関士に言わせると、登りは気が楽だそうだ。現代の機関車は間違いなく牽き出す能力を持っている。連結器も切れにくくなった。

 下りは怖い。速度制限は25マイル/時で、それを超えると命がない。ダイナミック・ブレーキが良く効くので、速度超過の可能性はかなり低くなった。怖いのはブレーキの効き過ぎで、ジャックナイフのように列車が折れ曲がることだ。あっという間に何十輌も脱線転覆する。だから機関車を最後尾にたくさん付けて、ブレーキを効かせる。その時、連結器はぴんと張る。下手をするとショックで連結器が切れるといけないから、徐々に掛ける。
 この線区では、過去に何度もRun Away すなわち列車暴走が起きている。手順を間違えると悲劇を引き起こす。  

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コメント一覧

1. Posted by northerns484   2009年05月31日 22:08
Cajon Passの暴走事故で有名なのは1989年に起きたものがあります。
このときは、貨物の重量が運転士に誤って伝えらたこと、ブレーキの能力が不足していたのにもかかわらず、その情報が運転士に伝えられていなかったこと、などの理由により、Cajon Passを越えた後にブレーキが全く効かなくなり、カーブで曲がりきれずに脱線、線路に隣接した住宅街に突っ込んだというものです。さらには、そのときの復旧作業の重機の扱いが雑だったため、事故現場の地下を走っているガソリンのパイプラインにひびが入り、復旧後に火災が起きたというのもあります。

上記の詳細は、下記のWikipediaのページに記述されています。このページからは、200ページの事故報告書をダウンロードすることもできます。
http://en.wikipedia.org/wiki/San_Bernardino_train_disaster

また、ナショナルジオグラフィックが、この事故を取り上げた再現・ドキュメンタリー番組を作っています。下記からハイライト部を見ることができます。
http://channel.nationalgeographic.com/episode/unstoppable-train-2405/Overview#tab-Videos/02199_03

この事故が起きた場所は、下記のGoogle Mapsをご覧ください。列車が突っ込んだあたりの、線路とDuffy Streetの間の1ブロックが今でも空き地となっています。もっとも、こんな事故の後でここに住もうという人がいるとは思えませんが。
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&cd=1&geocode=FUzFCwIdYi8A-Q&split=0&sll=36.5626,136.362305&sspn=21.648293,28.344727&ll=34.137241,-117.344434&spn=0.003721,0.006909&t=h&z=17

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