2009年05月29日

続々々々 タミヤのオープン・ハウス

 読者の方々からいろいろな御意見を頂戴している。
 そのほとんどが、「懐かしい」、「あの頃こんな模型もあった」、「これが欲しかった」である。筆者と同時代を共有した仲間である。

 凸型電気機関車の素性を教えてくださった方がある。匿名希望とあるので御名前を書くことはできないが、これは関西電力の黒部第四発電所工事のときに作られた機関車で、東芝製30トン型だそうである。1台のみ製造という。
 現在は、富山市内の車庫で保管されているという。

 田宮模型がなぜこの機関車に興味を持ったのかが興味深い。デザイン的には斬新であったことは間違いない。おそらく、当時の「模型とラジオ」誌のグラビアページに載ったのだろうと推測する。極めて薄い記憶であるが、東芝という言葉でその記事を思い出す。1960年前後の同誌は実家の倉庫にまだ保管されているはずなので、時間があれば調べに行こうと思う。

 当時は黒四ダム関連のニュースは大きく採り上げられていた。とにかく大きなダムで堰堤の高さも日本一であった。学校でも黒四関係の教材を良く使用していたように記憶する。当然模型雑誌にも紹介があったのであろう。

 ともかく、この機関車は黒四建設用であることが判明した。

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コメント一覧

1. Posted by 読者   2009年05月30日 03:42
5 1960年前後の模型とラジオ誌は国会図書館にも多摩図書館にも吹田の児童文学館にも収蔵されていないもので、貴重な資料をお持ちですね。同時期のTMS等と比較して現存数、市場に出回る数が少ないため苦労します。アメリカでは戦前の雑誌でもgoogleで読めるので彼我の差を実感させられます。
2. Posted by dda40x   2009年05月31日 19:46
著作権の問題がクリアする50年経過後に、スキャンしてUPしましょう。それまでに倉庫を探さねばなりません。
子供の科学も59年からとってあるはずです。60年からHO鉄道模型の記事が連載になりました。最初は交流モータを使ったB型電気機関車でした。
「この交流モータはいずれターンテーブルの動力として使うから無駄にはならない」とあったのですが、結局そんな記事は出ませんでした。   

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