2009年04月27日

続 Track Gauge

 Low-D車輪の設計が始まったときに、吉岡精一氏にはたびたび貴重な助言を頂いている。
 「輪軸だけではなく、線路の規格も同時に考える。」という方針で進めた。

 「模型ではスラック(ユルミ)は内包されている。」という言葉は印象的であった。模型のスラックは、実物に比べて大きい。ガタが大きいので、車両が進行方向に向かって斜めに走るという状況がありうる。しかし、それは固定多動軸車両(蒸気機関車など)の設計を容易にする。
 
 曲線においても、ゲージを拡げてスラックを付けるということはしなくてよいのだ。むしろするべきではない。RP−25よりタイヤが薄いので、精度の悪い線路では落ち込むこともありうる。

 先回のトラック・ゲージを狭めるというのは、この裏返しである。広すぎるゲージを少し狭めても問題はないはずである。ただし、輪軸の精度が問題になる。ホイール・ゲージがそろっていないと大変な事になるだろう。

 この件については、いくつかのメイルを戴いている。
「素晴らしい!」から「やりすぎではないか」まで、多岐にわたる。

 筆者は鉄道模型の走りを楽しみたい。それが最も大きな原動力である。さらに、そこにある程度の視覚的要素を盛り込みたい。ポイントのフランジ・ウェイが広いのは我慢できない。さりとてすべてスケール通りにはできない。また、フランジ・ウェイの底をフランジで走るのは好きではない。
 それを工夫によって乗り越えるのが楽しい。 

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