2009年04月19日

Fillet

Fillet とは踏面とフランジとの隅を埋めるものである。ライオネルその他の toy train では踏面とフランジが完全に鈍角になっていて、丸みはない。

 RP25が日本に紹介されたのはTMSの206号ミキストである。山崎喜陽氏がこの内容を完全に理解していたかは、大いに疑問である。その説明には理解に苦しむところがある。発音だけは「フィリット」となっていたのは興味深い。

TMS #206 MIXT そのミキストにはレイル・ヘッドの不整合を乗り越えるのに役に立つだろうとこんな絵が描いてあったが、これはフランジの仕事でフィレットの仕事ではない。

TMS #206 MIXT 2 RP25の功績は、フィレットを紹介したことに尽きる。それまでの車輪は帽子のつば状のものであり、フランジにつながる丸みはほとんど無かった。すると、カーヴでは常にフランジがレイルヘッドに当たり、踏面とフランジの二点接触により、速度差が生まれて、その差が摩擦損失として現れる。フィレットがあれば、カーヴでわずかな乗り上げが起こることにより、常に一点接触の原則は保たれる。実物に比べ曲線が急な模型では、このフィレットは当然大きくとるべきであって、RP25の値でも、まだ不足するのだ。

<追記> NMRAの当時の記事、およびそれを紹介したMRの記事を見ると、このレイル・ヘッドの不整合を乗り越える絵が描いてある。すなわち、本家が間違っていて、それを誰も訂正できなかったのだ。

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