2009年04月07日

続々 Low-D Wheel Sets

 昨日、川島氏のお宅で会合があったので出席した。その席上、Low-D車輪をお頒けした。発表の機会を与えられ、レイアウトの高架線上で手を離すと、斜面を滑り降りて滑走した。その一瞬、観客がどよめいた。

 ほとんどの人はボールベアリングの効果だと思われたようだが、ピヴォット軸受けの効果である。機関車のように軸重が大きいと、ボールベアリングの効果は絶大である。しかし貨車のように軸重が100g程度なら、ピヴォットの勝ちである。相手はデルリン(ポリアセタール樹脂)だから多少凹み、自己潤滑性があるのでよく回る。

 ボールベアリングには油が入っているので、その撹拌抵抗が無視できない。うんと重くなればそれが無視できるようになるというわけだ。

pivot failure たまに振れが出ているように感じる時がある。それは、他の部品と衝突して曲がってしまったからだ。ステンレス・ピヴォットは先端が曲がりやすい。焼きが入るとよいのだが、SUS303では無理だ。外して、もし曲がっているようなら、砥石で先端部を少し修正すると治る。箱にそっと入れてあるのだが、無造作に扱うとそういうことが起こりうる。

 実演を見て、初めて例の動画が本当だと実感したというコメントを戴いた。実はあの動画をご覧になった方からいろいろな質問が届いている。一番多いのは、「貨車の中に動力車が紛れこませてあるに違いない。」というものだ。次に多いのは、「ゴムタイヤを履かせてあるのだろう。」である。また、「CG(コンピュータで処理して多く見せている作り物の動画)だろう。」というものもあった。

 種も仕掛けもなく、ブラス製貨車が80%以上含まれた総重量約35kgの列車である。動力車は先頭の4-12-2蒸気機関車のみで、走行時の電流は0.37Aである。機関車は約3.5kgである。
 このような運転ができるのはこの車輪のお陰以外の何物でもない。

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コメント一覧

1. Posted by 読者   2009年04月10日 05:59
5 すばらしいですね。是非購入したいです。

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