2009年03月08日

Daylight

Plastic Daylight 20年越しでDaylightの客車を作っている。American Standard Car Company製のプラ板キットが11両と、この金属製キットが3両ある。機関車は30年前に完成している。
 プラ板キットは溶剤を滲み込ませて作るのだが、そりくり返ったので途中で組み立てを中止して、早くも20年経つ。最近リモネンが使えることがわかったので、少しずつ組んでいる。プラスティック・キットは不得手である。組み立てにジグをたくさん用意しなければならない。要するに固まるのに時間がかかりすぎる。気が短い筆者には耐えられない。

 その点、金属製はハンダが固まるまでの数秒間保持すればよいだけなので、簡単なジグだけで組める。ハンダ付けは瞬間接着剤より速いし強い。

Boxcar Ken's Daylight このキットはBoxcar Kenの製品で、発売後50年は経っているだろう。いくつか入手してあった。プラスティックと金属製を並べると、当然易しい金属製から取り掛かりたくなる。この製品はブリキ(tin plate)製である。

Low's Daylight ブラスのは、Lou Crossの製品をもらってきたものである。床と屋根は木製であり、そこそこの重さで具合がよい。
 台車がないので、今設計中である。誰もやったことのない方法で作ってみるつもりだ。

 連接車が4組9両もある(2+2+2+3)。流線型の最後尾をプラ板で作らねばならないのが頭痛の種だ。自信がない。さりとてコルゲートの板を自作するのはかなりむずかしい。しかし、リモネンのおかげで何とか、さまになりそうな気がしてきた。
 以前、作りかけて失敗した部分も切り離してリモネンで再接着すると、熔接した様にきれいに直る。

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コメント一覧

1. Posted by 01175   2009年03月11日 06:27
プラスティックは成型品でも経年で変形しますから素材として気持ちの良いものではありません。

綺麗な庭にプラスティックのプランターがあると雰囲気が台無しになります。仏教やカソリックのように偶像崇拝のある宗教でもプラスティックでお釈迦様やキリスト像は造らないようです。また、普通、家庭ではプラスティック食器は使いませんね。どうも、人間にはプラスティックを忌避する感性が潜んでいるようです。

プラスティック製品が主体のNゲージが、「下に見られる」傾向は、このような感性にも根ざしているように思われます。

2. Posted by dda40x   2009年03月11日 08:34
1980年だったかのMR新年号の”At the throttle”というEditorialで、鉄道模型の材料の歴史が2ページにわたって書いてありました。
まず木の時代、鉄鋳物の時代、ブリキの時代そしてブラスの時代。
次に大量生産で亜鉛ダイキャストの時代、プラスティックの時代という具合だったと思います。1970年代はプラスティック製品の販売量がそれまでと比べて極端に増えた時代でした。

ちょうどそのころ伊藤剛氏が、「なぜブラスか」という記事をNMRCの会報に発表されました。
ブラスは1000年以上持つだろう。ハンダ付けだって数百年以上の歴史がある。ダイキャストは数十年の歴史しかない。和紙は1000年持つが、洋紙は持たない。和紙で模型を作る人はいないだろう。プラスティックは実用化されて30年だ(当時)。木は法隆寺で立証されているように1000年持つだろう。しかし接着剤や塗料は怪しい。
ブラス以外の材料で模型を作って何十年か経った後、模型が原型を保っているかどうかは怪しい。
50年、100年後の世代が我々の作品を手にとって見るかどうかは別として、孫の世代が、私たちが苦労して作った作品をごみとして捨てざるを得ない時が来ると考えるとそれはいささか悔しい、というような内容でした。

実はその記事が私の心の奥深くに突き刺さっています。作るならブラスにすべし。孫の世代でも問題なく走るような物にしておこうという気持ちはあります。
今作っているプラスティックのデイライトも、50年以内にだめになるだろうと思います。可塑剤が抜けてぱりぱりになると予測されます。内外とも塗装すると、多少は良いのではないかと考えています。
3. Posted by RAILTRUCK   2009年03月15日 07:34
軟質塩ビのチューブや電線被覆は可塑剤が抜けて硬くなりますね。
ポリスチレンは可塑剤の問題はないと思います。(一部の高流動グレードを除き、可塑剤は入ってないはず)
それよりもプラスチック全般を通じて言えることですが、クリープ破壊や環境応力破壊の方が心配ですね。
また、耐光性も気がかりな点ではあります。
4. Posted by dda40x   2009年03月15日 08:30
 そうではないはずです。
 昔買ったプラモデルの組んでないのを実家の倉庫で見つけたのですが、40年も経っているので、細い部品がどれもぱりぱりと折れます。それで可塑剤が飛んだとしか考えられません。
 これはどういうわけでしょう。箱の中ですから光も当たっていませんし。

 塗装すれば光の問題はクリアしますね。
5. Posted by RAILTRUCK   2009年03月15日 09:18
失礼しました。ポリスチレンの可塑剤の件、とんだ勘違いです。
可塑剤が入っていないのは耐熱グレードで、他はグレードにより量の違いはあるものの可塑剤が入っていたように思います。



6. Posted by 読者   2009年03月18日 07:06
5 コルゲート板を自作するのであれば金属の方が加熱する必要が無いのでプラスチックよりも作りやすそうですね。
コルゲート版の自作例は雑誌の掲載記事を見ても少ないようですね。
7. Posted by dda40x   2009年03月18日 07:20
 このコルゲート板は1.0mmの板に、機械加工で溝を彫っています。自動かんな盤の刃にたくさんの溝を掘ったもので削っていると考えてください。
 実物のコルゲートの断面は台形ではなく円弧を組み合わせた形です。
 ポリスチレンを機械で切ると、熱で融けますので、よほどよい切れ味の刃物で加工し、なおかつ適当な冷却法を考えねばなりません。
8. Posted by 読者   2009年03月21日 02:24
5 てっきり熱で柔らかくして成形すると思っていました。加工法は興味深いですね。御説明頂き、有難うございます。

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