2009年02月08日

続々Arvid Anderson の Kit

Tri-level Auto Carrier Arvid Andeson がどんな人であったのかは、全く分からない。アメリカである程度年季の入った模型人に聞いてみると、口をそろえて、「買っても完成させるのが難しいから、ほとんどの人がそのまま持っているよ。」と言う。「一種の詐欺だね。」とまで言う人がいる。夢を売っていたわけである。最終的に行き場所はなく、安値で売却される。

 そういうわけで、筆者のところにはその「不良債権」が大量に集まってきた。ほとんど押し付けで買わされた物ばかりである。
 昨年の春、それらを一挙に組み立てた。多くを望まず、ただ走れば良いことにした。

 その中の1台に、Tri-level Auto Carrierがあった。これはなかなか良い。この車種のように、広い部分で接着することが出来ないものには、ハンダ付けは有効である。細い板を裏に当ててつけると丈夫で、衝突時にはがれることもないだろう。

 ブレイス(筋交い)を入れるだけでは心配であったので、社名を入れる薄板をリン銅板で作って強度部材とした。
 重心は高く、ゆらゆらと揺れながら走る。この走りは大型模型の特質である。実物の走りを思い起こさせる。

 この車種のキットは板が多いのでかなり重かった。薄い板ではあるがチャンネルを組み合わせているので、かなりの剛性がある。これも連結器座を厚板で作って強度を出した。そうしないと少しのショックで床板がめり込んでしまうからだ。 

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コメント一覧

1. Posted by 読者   2009年02月09日 03:27
5 スケールが大きくなると慣性質量が大きくなるので実物に近づく一方でスケールが小さい場合は気にならなかった強度面での不安も出てくるのですね。ゆらゆらゆれるのは三点支持を組み合わせたロンビックイコライザで前後左右の変位を平準化できないでしょうか?
2. Posted by dda40x   2009年02月09日 20:34
> スケールが大きくなると慣性質量が大きくなるので実物に近づく一方で

質量のみならず、モーメントが大きくなるのでゆらゆらします。

>スケールが小さい場合は気にならなかった強度面での不安も出てくるのですね。ゆらゆらゆれるのは三点支持を組み合わせたロンビックイコライザで前後左右の変位を平準化できないでしょうか?

実は、ゆらゆらが好きなのです。このような長大でしかも透けて見える車輌ではロンビックのプルロッドは隠しようがなく、採用は無理です。しかし、長いので捻られやすく、線路の不整には順応しやすいかもしれません。
しかも台車のバネがよく効くので、4点支持でも全く問題なく作動します。
ロンビックにするとバネを硬くしないと効果のほどが分かりません。実物はバネがよく効いているのです。
3. Posted by 読者   2009年02月17日 05:10
5 返信を戴き、有難うございます。勉強になります。

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