2009年01月15日

続 Painted and Lettered

 "Ready to Run", "Painted and Lettered" は椙山氏のレイアウトの標語であった。 
 椙山氏は、よくこうおっしゃった。
 「10台のブラスロコより、1台の塗装済みロコ。」
 「細かい部品をつけるより、塗装すべきだ。」
 「文字の入ってない車輌は、実感を損ねる。」
 「窓ガラスのない車輌は戦災にあったよう。」
 
 それを耳にタコが出来るほど聞かされているので、ブラス地肌の車輌は線路に載せたくない。

 確かに、正しく塗ってあり、文字が貼られた車輌は見栄えがする。塗る前とあとでは比べると価値が10倍違うような気がする。
 ディーテイルに凝って時間を掛けても、塗ってみると、さほど努力の跡が見えない。大きな部品がまっすぐ付いて、車体の高さが正しければ非常に立派な車輌に見える。

 人間の目はまっすぐか否かをよく見分けるが、細かい造作は目に入らぬように出来ている。

 筆者の工作はこのような方針である。したがって、あまり細かいことにこだわる方には物足りないようだ。

 次回からはブラスの貨車群の素性について触れたい。

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by northerns484   2009年01月18日 22:43
椙山さんのお言葉は、鉄道模型の楽しみ方の本質をとらえたものだと思いました。私には耳に痛いものばかりです。

ディテールを追求するのは、鉄道模型の楽しみ方の一つの方向であり、それを否定するものではないのですが、アメリカ在住時に、鉄道模型を「走らせる」という観点で見るようになって、ずいぶんと考え方が変わりました。

まず気になるのが、走行性能が問題ないかどうかで、その次が塗装とフィニッシュ、その次が車両のプロポーション、といったところでしょうか。正直、ディテールはそこそこであれば十分というか、細かすぎても扱いに苦労するだけだと思うようになりました。

近年では、これに加えてDCC(+サウンド)のウェイトも大きくなってきましたね。
2. Posted by dda40x   2009年01月19日 00:02
> 近年では、これに加えてDCC(+サウンド)のウェイトも大きくなってきましたね。

そうですね。色が塗ってあって、音が出ればもう何も言うことがないですね。その点ではHOのBroadwayの機関車はたいしたものです。売れるのは当然です。

当鉄道では、貨車は質量で勝負です。80輌で30kg以上ある列車が静々と走り、急には止まれないというところが面白いので、その細部にはこだわっていません。大事なのは連結器です。高さはもちろんのこと、首振りでひっかからないようにしなければなりません。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
Categories
  • ライブドアブログ