2008年11月10日

擬似三相交流

 先日の擬似三相交流で三相モータを回す話を紹介したところ、複数の専門家からお便りを戴いた。

 効率を考えなければ問題なく動くという結論である。驚いたのは、新幹線の床下にある空気圧縮機等の小さいモータを動かすための三相交流はこの方法で作り出していたということである。架線から来ている電源は、当然単相である。

 現在はインバータであるが、0系新幹線の時代には擬似三相交流であったそうだ。ただし、キャパシタではなくリアクトルで遅らせるということである。
 電子工学が未発達の頃は、これがベストの方法であったらしい。

 いずれにせよ三相モータを動かす電源は120度の完全な三相交流でなくともよいということである。

 また、別の方からはこのリンクを紹介戴いた。これによるとやはり90度、135度であった。記憶していた数値は正しかった。
 この回路は出力によってかなりの変動があるはずである。回すモータの特性によって定数を計算して最適値にする必要がある。

 送電線の3線の並べ方については、興味深いことをお教え戴いた。3線はところどころでひねってあるのだそうだ。3つの線を等価にするためには、そうせざるを得ないが、今までそんなことには気づかなかった。これからは上を見て歩かねばならない。

 「いろいろなところで物理学は生きている」と感じた一週間であった。
 
 

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Recent TrackBacks
Categories
  • ライブドアブログ