2008年10月27日

ロストワックス鋳造の秘訣5

pressure plate 湯を注いで数秒で末端は固まり始めるだろう。湯口は多量の熔湯が通過しているので温まっていて、その部分が固まるまで多少の時間がある。

 各部品のゲート部分が細いと熱が逃げやすいのでその部分が早く固まる。ゲートは太い方がよい。しかも断面が丸い方がよい。表面積が小さいほど良いのだ。

 ゲート部が融けているうちに、湯口から相当の圧力を掛けると、熔湯の収縮を補う様に湯が流れて固まる。空気でも水蒸気でもよい。

 筆者は圧迫蓋(あっぱくがい)という道具を使う。小さなお椀の底に棒をつけたものである。お椀の中にはロックウール(最近評判の悪い石綿とは少し違うが、似たような耐火材)を詰めて水で濡らしておく。熔湯を流し込んだらその上から水を含んだ圧迫蓋を押し付ける。鋳型が熱いので多量の水蒸気が発生する。蒸気の逃げ場所がないので湯を押し下げる。

 これはジャガイモでも代用できる。ただしよい匂いがするのと、あとでそのジャガイモを食べなければならないので、面倒である。
 アメリカではかぼちゃを使うのだそうだ。この季節は例のハロウィーンのかぼちゃがいくらでもある。大きいから適当に切って使う。においはそれほどでもない。
 最近日本にも売っているズッキーニという野菜でもよい。これはにおいがほとんどない。

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コメント一覧

1. Posted by 読者   2008年10月29日 06:09
5 時々、拝見してます。ロストワックスに関してわからない事が多く、勉強になります。

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