2008年10月23日

ロストワックス鋳造の秘訣3

C30-7 Snowplowを鋳造するのを手伝った。その原型はハンドレイルも一体となっていた。本物はハンドレイルが熔接されているのだから、あとでハンダ付けすればよいのに、一体鋳造となっている。原型を作った人は湯流れのことなど、何も考えていない。このような形のものは、湯が回らないのだ。

 湯口から遠いところに、一番細い部分が来る。このような時は埋没材の一番深いところにこのスノウプラウを置く。底から吸い出しているので湯が回るはずなのだが、まずうまくいかない。細い部分からの吸出し速度が小さいからだ。Dennisはそのことで頭を悩ましていた。

snow plow castings 筆者の方法はこれだ。細いハンドレイルの中央部分に、あとで切り取りやすい物(赤い部分)を付けておく。ただそれだけである。この部分が吸出し速度を飛躍的に向上させる。すると湯が回る。この飛び出した部分はあとでプチンと切り取ればよい。その痕跡は全く残らない。

 残念ながら、写真を撮らなかったので現物はお見せできない。手持ちの鋳物に描き加えたものでご理解戴きたい。Dennisはとても驚いた。
「これで歩留まりが100%になる。」と喜んだ。



トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
「最新トラックバック」は提供を終了しました。
Categories
  • ライブドアブログ