2008年10月19日

ロストワックス鋳造の秘訣

washing a tree これもツリィを洗っているところである。細いものが多いと曲がってしまうので、水圧を下げて当てる。この湯口はかなりへこんでいる。凝固時の収縮はかなり大きい。



F9A Nose これは例のF9Aのノーズがフラスコから抜き出されたところである。埋没材はこのような形で付いてくる。窓の部分で外型にあたる部分と内型にあたる部分がつながっている。この部分が多ければ型は安定し、失敗することがない。プラスティック製品を焼くときにはそこに注意が必要である。

Opening furnace 次から次へと鋳造を行う。この日だけで18本のフラスコに湯を注いだ。このフラスコは長い。F9Aのボディ・シェルが入っている。



Vacuum casting machines 鋳造機は2台並んでいる。2台は当然必要である。鋳造というのは不確定要素が多く、不測の事態が起こりうる。故障したり破損したりすると、鋳造を中止せねばならない。中止すると熱いフラスコは冷やされ、クラックが入る。すなわち、それまでの労力が全て水泡に帰す。

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