2008年10月15日

埋没材をはずす

dumping in water  まだ熱いフラスコを水の中に漬ける。バリバリ、メリメリ、ガラガラという凄まじい音と共にある程度はここで外れる。
 バケツの中でフラスコを放すと、バケツの底の部分が熱で融けてしまうので、しばらくはこの態勢で保持する必要がある。

 落ち着いたら引き出して高圧の水を吹きかける。エンジン付きの高圧洗浄機で洗うと99%の埋没材は落とせる。残りは超音波洗浄機を用いるときれいになる。

 埋没材を落とす瞬間はいつでもどきどきする。湯流れはどうだろうと心配である。幸い。今回の鋳造ではさしたる失敗はなかった。例のF9Aボディ・シェルのステップだけが失敗であった。しかしそれもすぐ直る部分であったから、今回の鋳造は成功だ。

 高圧洗浄機の噴射が強すぎると小さいものは曲がってしまう。そういう場合は早めに噴射を打ち切って別の方法に切り替える。

 今回は埋没材を新しいものにしたので、仕上がりに心配な点があったが、問題になる点はなかった。

 仕上がった部品を空圧で作動するニッパで切り取り、寸法を測定する。鋳縮み率を測定するためだ。大体、予定していた率であった。台車などは鋳縮みが異なると面倒なことになる。ディーテイル部品であっても鋳縮み率が一定であるということは大切なことである。ゴム型での縮小率を一定にしなければならないから、加硫温度のコントロールも大切であるし、ロウ温度も厳しく管理せねばならない。

 先の韓国の場合、そこのところを少しでも考えているのだろうか。人ごとながら心配である。

  

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