2008年09月27日

Carbon Rod Soldering

carbon rod soldering 1 炭素棒の先端が通電時に熱くなるのを利用したハンダ付け方式である。日本ではあまり見ない。

 一般論で言えば、アメリカではコテによるハンダ付けは電気配線くらいしか行われない。我々のようにハンダゴテを使って機関車を作るというのは、「名人芸」の領域に入るのだろう。
carbon rod soldering 2 だから筆者がハンダゴテを持っていって、それを使って大きなものをつけて見せると、拍手が起こるときがある。と同時に、「そんなものカーボン・ロッドでつければいいのさ」という冷ややかな眼で見つめる人も居る。

 カーボン・ロッド・ハンダ付けは、大電流を流せて焼けないトランスがあればすぐできる。磁気回路を工夫して二次巻線に過大な電流が流れないようにしたものもある。ちょうど寺久保さんのブログに登場しているので、写真をご覧あれ。

 私の作ったものの二次線は断面が5.5平方个らいある。ピンセット風のものではさむか、大きな接地板の上で炭素棒で押すかのどちらかで加熱する。使用するときしか通電しないので節電が可能であることは間違いがない。

 今回紹介するものは手製の炭素棒保持装置である。3/16インチ(4.8mm)径の銅で巻いたロッドをブラスのはさみで保持している。この形はどうでもよく、ただ電気が通ればよい。ロッドが折れやすいので工夫が必要である。ロッドをブラスパイプの中に入れてしまえば良いと思う。筆者のはハンダゴテのようにロッドを先端につけている。あまり使いやすくない。

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コメント一覧

1. Posted by AC9   2008年09月27日 12:06
以前からこの機材に興味がありました。 某書籍で「廃電子レンジ用トランスの二次側に溶接用ケーブルを巻いてスポット溶接機を作る(2V/250A)」と言う記事をみて、出力はともかくこの程度の工作なら自分でも出来るかと思いましたが、電極に炭素棒を使う理由がよく分かりません。
この場合マンガン電池内部の廃物利用でも大丈夫なのでしょうか? それとも大人しく市販品を購入すべきか、アドバイス頂けると幸いに存じます。
2. Posted by dda40x   2008年09月27日 15:37
マンガン電池内部の廃物利用でも大丈夫です。私もそうしています。水に漬けておいて、水に溶けるものは全て流してからしばらく焼きます。
炭素棒を使う理由は適度な抵抗があるからです。金属では抵抗が少なくてショートする状態になるでしょう。炭素棒の尖端の部分は細くて抵抗が大きく、さらに接触抵抗が大きいので局所的に熱くなります。
 この写真のように、銅で巻いてあると先の部分だけしか抵抗がないので、余計具合がよくなります。自作のときは炭素が出ている部分を短くすることが肝要です。
 それと、ショートさせない前提なら、普通の鉄心に太い線を巻いただけでも作動します。磁気回路を工夫するのは、素人向けに作る商品だから、安全率を高くする必要があるからです。それを承知で自分ひとりが使うのなら、足踏みスウィッチの踏み方だけでうまくコントロールできると思います。
 電圧は5Vから10V位だと思います。使う先端(トング)によって多少変化しますので事前の実験が必要です。自動車のバッテリー12Vでやってみて電圧を決めればよいと思います。タップをいくつか出せば済むことですが。
 
3. Posted by AC9   2008年09月27日 20:30
炭素棒の件、納得致しました。 周囲に迷惑を掛けない様に色々実験してみようと思います。 ご教授ありがとうございました。

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