2008年09月17日

リヴェット打ち

rivet forming tool これはリヴェット打ち機である。この機械の写真は見たことがあるが、現物に触ったのはこれがはじめてである。
 「世界で一番Fancyなリヴェット打ちだ。」と言う。何がファンシィ(贅沢)かというと、その送り機構である。右手で触っている部分がそれで、無段階で制御できる。
これは、ワンウェイ・クラッチを内蔵してレバーの送り量をいくらでも細かく設定できるようになっている。

 どうしてそれが必要になったかというと、F9Aのボディシェルの、シャシとの締結用に角穴が開いているところを塞ぎたかったからだ。その部分はちょうどリヴェットのある帯のところに角穴があり、リヴェットが欠落している。ブラスで鋳造してから塞ぐつもりであったが、Dennisが「先に埋めるべきだ」と主張した。
 「リベットのピッチにあわせてプラ板を加工するのは難しいから、あとでブラスでやる。」と言ったが、「この機械を使え。」と言って持ってきたのがこれである。

 現物を測定しながらピッチを変え、完全に合うものを量産して貼りつけた。おかげでどこに穴があったのかわからない。隙間はワックスを塗って埋めてある。

rivet forming machine1rivet forming machine2rivet forming machine3










真ん中の写真のブラスのラックがピニオン歯車により移動する。送りレバーのストロークはネジで調節するというわけだ。送りテーブル全体が移動する。それにワーク(工作物)をテープで留めて加工する。

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コメント一覧

1. Posted by RAILTRUCK   2008年09月17日 10:50
なるほど。すぐれものですね。

リベットは打出しに限ります。どうもエッチングによるリベットは好きになれません。
2. Posted by dda40x   2008年09月17日 21:21
RAIL TRUCK様
同感です。リベット打ち機は自作2つと買ったのが1つあります。それぞれに味わいがあります。

買ったのはテキサス製で、ポンチのオスが下でメスが上という組み合わせもある不思議な物です。上をオス、下をメスにすることもできます。ポンチセットが5段階の上下で10セットもあります。使うのは一つなのですがね。

送り量の変化は難しいものです。たくさんの線をけがいて、死に物狂いでやりますが、よく失敗します。修行が足りません。内野さんならどうするか、ということをよく考えます。

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