2008年09月11日

Atlas F9A

Nose このAtlasのF9Aは筆者の車籍簿中、かなり前にある。10番目以内である。
1972年のWalthersカタログに載っているのを見て注文したのだ。価格は22.50ドルであったと記憶する。その後いくつか買って加工した。ノーズを切ってBユニットにしたのもある。
 動力機構があまり賢明なつくりではないのでいつしか休車になり、廃車になったものもある。上廻りのディテールはそこそこに良いので、加工すれば使えると思ってとっておいたのが今回の車体だ。
 栗生氏のブログには広告が掲載されているので、それもご覧戴きたい。

 動力機構は、長持ちするかも知れないが、負荷がかかると台車の一方が浮き気味になるという恐ろしい設計であった。支点の位置が高いので、根本的に駄目である。

 そこで、ギヤボックスに貫通穴を開けて、ブラスのボルスタを突っ込み、支点を動輪軸とほとんど同じ高さに改造した。しかし、ブラスの台車に換える方が後々のためにもなるという判断で、下回りは全部捨てた。台車のディテ−ルも良いが、分厚い車輪を避けるようになっていて、興ざめした。

F9A今回の鋳造で上下全てがブラスになる。随分、時間と金を掛けたお遊びになった。ひどい写真でお詫びしたいが、大きさを示すだけの写真である。
タイルの1辺が305mmであるので、大体の大きさがお分かりいただけると思う。


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